つく11 ロビクエティア・セリナ(Robiquetia cerina)

ロビクエティア・セリナ(学名:Robiquetia cerina)はフィリピン固有種で、ラン科ロビクエティア属の熱帯性亜低木(着生蘭)です。原産地では標高350m以上の中高地で木の幹に着生します。樹高は25-100cmです。太い茎の両側から互生で葉を10枚程度出します。葉は肉厚で長さ20cm、幅3〜4cmの楕円形で中央が縦に窪みます。春に、茎の葉腋から長さ6~10cmの総状花序を伸ばし赤い小花を集合させ下垂させます。花がパイナップルに似ているので 'パイナップル・オーキッド(Pineapple Orchid)'とも呼ばれます。属名の「Robiquetia」はフランスの科学者Jean Pierre Robiquet (ジャン・ピエール・ロビケ、1780 - 1840 )への献名、種小名の「cerina」はラテン語の「como de cera、ワックスのような」という意味です。花色が黄色いものは「Robiquetia compressa」です。

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つくば植物園11 ロビクエティア・セリナ(Robiquetia cerina)かぎけん花図鑑 花日記2024年3月24日(日)

  • ロビクエティア・セリナ
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