つくば2 ドッシニア・マルモラータ(Dossinia marmorata)

ドッシニア・マルモラータ(学名:Dossinia marmorata)はボルネオ島の固有種で、ラン科ドッシニア属の多年草です。本花1つで、ドッシニア属という1属1種を高性します。葉にスポットライトが当たると宝石のように輝く蘭「ジュエルオーキッド(宝石蘭、Jewel Orchid)」の代表種とされます。赤道直下のボルネオ島北部の標高400mまでに分布し、熱帯雨林の日陰で落ち葉や苔のある石灰岩の亀裂や隙間に生息しています。草丈は10cm~20cmです。葉は肉厚で光沢のあるビロード状、葉身長5cm~7cmの楕円形の葉は赤紫色地に金銀の大理石模様と緑色の葉脈があります。本来、観葉植物として愛好されますが、9月に長い総状花序を伸ばし、直径1.5cmほどの肌色花を咲かせます。花後に紡錘形の蒴果が成ります。花より葉が観賞される観葉植物です。


特徴


葉と緑脈が綺麗なジュエルオーキッド(Jewel Orchid)の代表品種


花言葉


「優雅」「美しい淑女」


名前の由来


属名の「Dossinia」は、ベルギーの薬剤師で植物学者「Pierre Etienne Dossin (1777–1852) 」博士への献名、種小名の「marmorata」は「大理石の」と言う意味です。
「ドッシニア マルモラタ(Dossinia marmorata)」と「ルディシア ディカラー(Ludisia discolor )」との交配によりう、「ジョン ドミニー」が出来ました。

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つくば植物園2 ドッシニア・マルモラータ(Dossinia marmorata)かぎけん花図鑑 花日記2024年3月13日(水)

ドッシニア・マルモラータ(学名:Dossinia marmorata)
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