ドリアン

Durio zibethinus

夜咲く花,幹生花

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  • 花名
    ドリアン
  • 学名
    Durio zibethinus
  • 別名Durian
  • 原産地マレーシア半島
  • 開花場所亜熱帯地域
  • 開花期1月, 11月, 12月

ドリアンとは

ドリアン(学名:Durio zibethinus)は、マレーシア半島原産で、アオイ科ドリアン属の熱帯性常緑高木及びその果実です。自然界では最大樹高は45mになりますが、農場では収穫し易いように10m程の高さに抑えています。葉は暗緑色の長楕円形で長さ10〜20 cm、幅5 cmほどで互生して付きます。
原産地での開花は雨季から乾季に入る11月~1月で、花は夜に咲きます。枝や幹から直接花を咲かせる幹生花です。散形花序にクリーム色の花径5cm程の五弁花を10輪程まとめて咲かせます。果実は花が咲いた枝や幹に直接なる幹生果です。果実が成るまで10~15年間と長期間を要します。収穫は人が行うのではなく夜間に自然落下するとされます。果実は重さが5Kgで、果実殻(外皮)は棘で覆われており堅く、果実は灰緑色、果肉は薄黄で、可食部となるのは種の周りの果肉部です。匂いがきついですが果実に毒性はないようで人やイヌ(犬、学名:Canis lupus familiaris)や、オランウータン(Orang utan、学名:Orang utanus sphinx)なども食べることができます。


意外、ドリアンを食べる動物



犬ー犬種:セントバーナードオランウータン(Orang utan
人間以外にも、ドリアンを食べられる動物がいる。左:イヌ(犬)、右:オランウータン(Orang utan)


花名の由来


属名の”Durio”はマレー語で”duri”(棘)から派生、 種小名の”zibethinus”は”麝香の香りを持つ”という意味です。


果実はくだものの王様


果実は「果物の王様」と呼ばれ、栄養価があり、強力な甘みがあります。しかし、強力な腐臭があります。ドリアンを食べるのは人間だけではなく、犬や、オラウータン、ゾウ、トラ,マレーグマ ,リス、サイチョウも食べるようです。人が、海外のマーケットで買って、ホテルに持ち込もうとすると断られます。
人間は果実を加熱して種子の周り(仮種皮)を食べますが、野生の動物、特に象などはそのまま踏みつぶして殻を割って食べ、他の動物は殻が割れてから食べます。
因みに、「果物の女王」と呼ばれるのはマンゴスチンです。
 

一般名:ドリアン(Durian)、学名:Durio zibethinus、分類名:植物界被子植物真正双子葉類アオイ目アオイ科ドリアン属ドリアン種、原産地:マレーシア半島、生活型:熱帯性常緑高木、樹高:20〜45 m、葉色:暗緑色、葉形:長楕円形、葉身長:10〜20 cm、葉幅:5 cm、葉序:互生、開花期:11月~1月、花序形:散形花序、花色:薄黄、花径:5cm、花弁数:5枚、果実重量:5Kg、果実殻(外皮):棘で覆われ堅い、果実色:灰緑色、果肉:薄黄、可食部:種の周りの果肉、特記:腐臭有り、幹生花、幹生果。


  • アオイ
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  • ドリアン
  • ドリアン
  • 花のタイプ
    放射相称花
  • 花序
    散形花序/傘形
  • 花冠
    5弁形
  • 葉形
    長楕円形
  • 葉縁
    鋸歯状
  • 生活型熱帯常緑高木とその果実
  • 花の色薄黄
  • 葉の色
  • 実の色薄黄
  • 高さ2000.0 ~ 4500.0 cm
  • 花径1.5 ~ 1.5 cm

ランダムな花