ルリハナガサモドキ
- 花名ルリハナガサモドキ
- 学名Pseuderanthemum reticulatum
- 別名拟美花, 瑠璃花笠擬, Pseuderanthemum carruthersii, Pseuderanthemum reticulatum, レティキュラタム
- 原産地熱帯地方
- 開花場所庭, 鉢花, 観葉植物
- 開花期8月, 9月, 10月
- 花言葉友情
ルリハナガサモドキとは
ルリハナガサモドキ(瑠璃花笠擬、学名:Pseuderanthemum carruthersii または、Pseuderanthemum reticulatum)は、 熱帯地方原産で、キツネノマゴ科ルリハナガサモドキ属の常緑小低木です。葉脈や葉は、緑から黄色になり、クロトン(croton)と似ています。 日当たりに置くと発色しコンパクトにまとまりますが、日陰だと徒長し色が悪くなります。花はラン(蘭)と似ています。夏~秋に、茎頂や葉腋から穂状花序を伸ばし白花を咲かせます。花は高杯径をしており花弁は白く先端が4裂しているように見えますが、実際には5裂しており、上の2裂が細く近接して1つに見えます。喉部に赤紫斑があります。属名 "Pseuderanthemum" はラテン語の「pseudo(偽の)+Eranthemum(ルリハナガサ属)」で、ルリハナガサモドキ属を意味します。種小名の ”reticulatum”は(網目状の)という意味です。花言葉は「友情」。
花名はルリハナガサ(瑠璃花笠)に似ているのでモドキと付けられましたが、同じルリハナガサモドキ属でも、この”Pseuderanthemum 【reticulatum】”はあまり似ておらず、赤紫色の花を咲かせる品種の”Pseuderanthemum 【laxiflorum】”の方が似ています。
ハワイでは、同色の花で、葉がかなり黄色いものが、リゾート地や商業施設で見られ Pseuderanthemum(プセウデランテマム、プセウドランセマム)、または、Yellow-vein という名前で表示されていました。 学名は、Pseuderanthemum carruthersii var. carruthersii とありました。恐らく同じ花で現在の学名か旧学名(シノニム)で呼ばれているだけかと思われます(どちらが「新」かはちょっと不明ですが)。
一般名:ルリハナガサモドキ(瑠璃花笠擬)、学名:Pseuderanthemum reticulatum、Synonym:Pseuderanthemum carruthersii、別名:Pseuderanthemum reticulatum(プセウデランテマム・レティクラツム)、レティクラツム、レティキュラタム(いずれもスペルは、reticulatum) 、Carruthers' falseface、拟美花、分類名:植物界被子植物真正双子葉類シソ目キツネノマゴ科(Acanthaceae)ルリハナガサモドキ属(プセウデランテマム属)、原産地:熱帯地方、樹高:50~200 cm、葉色:緑・黄緑、葉序:対生、葉縁:全縁、葉形:楕円形、花序形:穂状花序、花色:白地で喉部が赤紫、花の形:高杯状、花径:2 cm、鑑賞期:8月~10月(暖地では周年)、果実型:蒴果。