ゼフィランサス
- 花名ゼフィランサス
- 学名Zephyranthes carinata
- 別名ゼフィランサス, ゼフィランサス・カリナータ, rosepink zephyr lily, pink rain lily, Zephyranthes carinata, サフランモドキ, Zephyranthes
- 原産地中米・西インド諸島
- 開花場所庭, 鉢花
- 開花期7月, 8月, 9月
ゼフィランサスとは
ゼフィランサス(サフランモドキ、学名:Zephyranthes carinata)とは、中米・西インド諸島原産で、ヒガンバナ科タマスダレ属の小形の球根植物です。以前の学名は Zephyranthes grandiflora でしたが今は使われずシノニムとなりました。
和名では「サフランモドキ」と呼ばれますが、それは花が、サフラン(Saffron、学名:Crocus sativus ) と似ていることに拠ります。
英名では、「レインリリー(Rain lily)」と呼ばれるのは、雨後に一斉に花が咲くことから、また「ローズピンク・ゼフィラリリー(rosepink zephyr lily)」と言う名前は花色と花の形によります。
草丈は30cm程です。7月~9月に、花径7~8cmの桃色の6弁花(稀に、8弁花)を咲かせます。鉢植えやグランドカバーに使われます。
ゼフィランサスとハブランサスの違い
ゼフィランサス(Z. carinata)=サフランモドキは、ハブランサス(Habranthus)と似ています。両者の違いは、
●ゼフィランサス(Z. carinata)=サフランモドキ
花色が濃く、花弁は平開気味で重なりが少ない、雌蕊の先端が真っ直ぐ伸びて花弁から突き出す、黄色い雄蕊の葯が花弁から突き出る。
●ハブランサス(Habranthus)
花色が薄く、花弁は半開で全開せず、雌蕊の先端は上向きに曲がり花弁から大きく突き出ない、雄蕊の葯は花弁から突き出ない。
タマスダレ属の花
ゼフィランサスが属するタマスダレ属の代表品種には以下があります。
タマスダレ(玉簾、ゼフィランサス・カンディダ、学名:Zephyranthus candida)ー白花を咲かせる
一般名:ゼフィランサス(サフランモドキ)、
学名:Zephyranthes carinata(ゼフィランサス・カリナータ)、シノニム:Zephyranthus grandiflora(ゼフィランサス・グランディフローラ)、
別名:サフランモドキ、レインリリー(Rain lily)、Rosepink zephyr lily、Pink rain lily、
分類名:植物界被子植物門単子葉植物綱ユリ目ヒガンバナ科タマスダレ属(ゼフィランサス属)、
原産地:中米・西インド諸島、
草丈:30cm、鱗茎径:2~3㎝、
葉質:厚い、葉長さ:15~30cm、葉幅:0.7cm、
開花期:7月~9月、花色:鮮桃色、花被片数:6、花径:7~8cm、雄蕊数:6、雌蕊数:1。
■関連ページ
ゼフィランサス(サフランモドキ、学名:Zephyranthes carinata)
ハブランサス(Habranthus)