山茶花 '寒椿'
椿と山茶花の交雑種で冬に桃色花を咲かせる,サザンカ カンツバキ群
- 花名山茶花 '寒椿'
- 学名Camellia sasanqua 'shishigashira'
- 別名Kantsubaki, 寒椿
- 原産地日本固有種
- 開花場所庭, 切り花・生け花, 植物園, 墓地・寺院, 公園, 園芸品種, 鉢花
- 開花期1月, 2月, 11月, 12月
- 花言葉愛嬌
山茶花 '寒椿'とは
カンツバキ(寒椿、学名:Camellia sasanqua 'Shishigashira')は、日本固有種で、ツバキ科ツバキ属の常緑中低木で、冬の代表的な花木「椿」の「第2群-カンツバキ品種群」です。
日本に自生するツバキ(椿、学名:Camellia japonica )とサザンカ(山茶花、学名:Camellia sasanqua)の交雑である「シシガシラ(獅子頭)」という品種です。寒椿は、元来、獅子頭という名前で呼ばれ、関西では現在もその名で呼ばれますが、その後、関東では寒椿と呼ぶようになったものです。
寒椿は、椿の花弁と雄蕊が合着している特徴と、山茶花の花弁が一枚ずつ散る特徴を合わせ持っています。花に香りはありません。八重咲き薄紅花が代表花ですが、赤や白、桃色の一重や八重咲きもあります。葉は暗緑色で楕円形、葉縁に鋭い鋸歯があります。常緑で横に広がりやすく、刈り込みに強い性質があるので庭木や垣根に使われます。
属名の「Camellia」はチェコの植物学者Georg Joseph Kamel(ゲオルク・ヨーゼフ・カメル)氏への献名、種小名「sasanqua」は日本語の「サザンカ」より命名されました。変種名の「Shishigashira」は日本語の「シシガシラ」に拠ります。
一般名:カンツバキ(寒椿)、学名:Camellia sasanqua 'Shishigashira'、シノニム:Camellia hiemalis(カメリア・ヒエマリス)、分類名:植物界被子植物真正双子葉類ツツジ目ツバキ科ツバキ属、原産地:日本固有種、樹高:1〜3m、開花期:11月〜2月、葉色:暗緑色、葉形:楕円形、葉縁:鋭い鋸歯、花径:5〜7cm、花色:淡紅の八重咲き、赤・白・桃の一重〜八重咲き