「南天」の飾り葉は食べてはいけない

「南天」の飾り葉を食べてはいけない

ナンテン(南天、学名:Nandina domestica)とは、中国及び日本原産で、メギ科ナンテン属の常緑低木です。
樹高は100〜200cmです。
葉は最初は緑色ですが、秋に紅葉します。3回羽状複葉で、小葉はは固く光沢があり、長さは3〜8cmの広披針形で枝の上方に纏まって付き互生します。
5月〜7月に、円錐花序を伸ばし、直径0.5〜0.6cmの沢山の小さな白花を咲かせます。
11月〜12月に、直径0.6〜0.7cmの球形の赤い実が成ります。品種によっては、橙や黄(黄南天)意味が成るものもあります。果実が黄色い品種はキナンテン(黄南天)と言います。
漢方では咳止め薬の原料とされます。


おせち料理の飾り葉に使われますが



ナンテン

南天の葉と果実は美しく食物の防腐に役立つこともあり、おせち料理などの飾り葉にされます。しかし、葉や実などを含む株全体にシアン毒があるので、南天そのものは食べてはいけません。


おせち料理の飾り葉に使われる植物


飾り葉に使われる植物には、ナンテン(南天、学名:Nandina domestica)の他、マツ(松、学名:Pinus)、キク(菊)、ツバキ(椿)、シダ類のウラジロ(裏白、学名:Gleichenia japonica)です。

花言葉などは本文をご覧ください。

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ナンテン(南天、学名:Nandina domestica)
「南天」の飾り葉は食べてはいけない かぎけん花図鑑 花日記2025年1月2日(木)
#南天には毒がある #かぎけん花図鑑 #株式会社科学技術研究所

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