4月16日の誕生花、グロリオサ(Gloriosa)

4月16日の誕生花、グロリオサ(Gloriosa)

グロリオサ(Gloriosa、学名:Gloriosa)とは、熱帯アフリカ原産で、イヌサフラン科グロリオーサ属の半蔓性・半耐寒性の球根植物です。
別名で グロリオーサ、キツネユリ(狐百合)、ユリグルマ(百合車)、英名で Glory lily と呼ばれます。
ジンバブエ共和国の国花です。

草丈は、矮性が50cm〜、高性は200 cm程になります。
球根は細長く、長いもに似た外観をしています。
6月〜8月に、6枚の細長く縁が波打つ花弁が、上に持ち上がってバルーン状になった、鮮紅色や鮮橙色、鮮黄色の奇抜な花を咲かせます。花の下部に、黄色い葯が付いた薄緑色の花糸を持つ雄蕊が6本、タコ足のように放射状に出します。

日本でも園芸品種が育種されています。
生花や、切り花、盛花に用いられます。
全草にアルカロイドの一種「コルヒチン」が含まれ球根に特に多いです。
栽培鑑賞には影響ありませんが猛毒なので食べられませんが、その一方で毒は昔から痛風の特効薬とされています。


球根は長芋に似ている


長芋は無害で美味しく食用となりますが、グロリオサの長細い球根は猛毒で食べられません。
両者は似ているので、注意が必要です。


●長芋
表皮は肌色で長い髭根がある、根は柔らかく簡単に折れる、中身成分は白く粘性がある、摺り下ろすと粘り気が出る

●グロリオサ
表皮は茶色で髭根は無い、球根は硬く折れにくい、中身成分は白く粘性は無い、摺り下ろすと大根おろしのように水分が出てぬめりは無い


花言葉


花言葉は「天分、栄光に満ちた世界」です。


グロリオサの原種&品種


・グロリオサ・ロスチャイルディアナ(Gloriosa rothschildiana)ー代表品種。熱帯アフリカのコンゴ原産で濃赤に黄色い縁取り、
・グロリオサ・スペルバ(Gloriosa superba)ー熱帯アフリカ原産で咲き始めは黄色で朱色に変わる、
・グロリオサ・スペルバ ‘ルテア’(Gloriosa superba 'Lutea’)ースペルバの園芸品種で草丈が高く細長い黄色花を咲かせる、
・グロリオサ・シンプレックス(Gloriosa simplex)ー熱帯アフリカ原産で橙色の小輪花、
・グロリオサ'セントレア・マスコット・イエロー'(Gloriosa 'Centrair Mascotte Yellow')ー小輪で黄花の切り花用品種、
・グロリオサ・ミサトレッド「(Gloriosa Misatread)ー高知県産で赤い花弁が多く背の高い、
・グロリオサ・サザンウィンド(Gloriosa Southern Wind)ーミサトレッドを改良して育種した矮性、
・グロリオサ・カルソニー「Gloriosa Carthonyー赤紫に黄色班がある。

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4月16日の誕生花、グロリオサ(Gloriosa)かぎけん花図鑑 花日記2025年4月16日(水)
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