4月27日の誕生花、スイレン(睡蓮)
4月27日の誕生花、スイレン(睡蓮)
スイレン(睡蓮、学名:Nymphaea Hybrids)とは、パプアニューギニアなどの東南アジアをはじめ世界中の熱帯域と温帯域原産で、スイレン科スイレン属の耐寒性多年草の水生植物です。
英名で、ウォーターリリー(Water lily)と呼ばれます。
草丈は10~30cmです。
葉は、円形又は卵形で基部に切込があります。
6月~9月に、池の水面に緑色の葉を浮かべ、その間から花径5~10cmの花色が青紫・黄・白・赤・橙・桃の美しい花を咲かせます。
モネの絵などで有名です。スイレンには熱帯睡蓮と温帯睡蓮があります。
熱帯スイレンと温帯スイレンの違い
熱帯スイレン(Tropical water lilies)は花や葉が大きく、葉縁に鋸歯があり、水面より立ち上がります。
温帯スイレン(Hardy water lilies)は品種改良が進められ種類が多く、花や葉の大きさが大中小とあり、葉縁は全縁で、水面に浮かんで咲きます。
ニル・マーネル
ニル・マーネル(学名:Nymphaea nouchali)は、スリランカの国花で、青紫色の花弁で中央に黄色い蕊があります。
シャープラ
シャープラ(学名:Nymphaea pubescens)は、バングラデシュ人民共和国(Bangladesh BD)の国花とされるネッタイスイレン(学名:Nymphaea pubescens)です。
似た花-ハス
同じ水生植物のハス(蓮、学名:Nelumbo nucifera)と似ています。
違いは、ハスはハス科で、睡蓮はスイレン科の植物です。花の咲き方は、ハスは水面から立ち上がって咲き、熱帯睡蓮も立ち上がって咲きますが、温帯スイレンは水面上で花が咲きます。ハスには花中央に蜂巣状のカタク(果托)がありますが、睡蓮にはカタクはありません。 葉はハスで立ち上がるものがありますが、睡蓮は水面上に浮かびます。 果実や根(地下茎)は、ハスが全草食べられるのに対し、睡蓮は食べられません。スイレン科で、通常、食用とされているものは、ジュンサイ(蓴菜、学名:Brasenia schreberi)だけです。
花言葉
清純な心、信頼の心 信仰、柔らかい心、黄色:「優しさ」「甘美」
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