11月4日の誕生花と花言葉|紫式部,サフラン,谷渡
11月4日の誕生花は、ムラサキシキブ,サフラン,コタニワタリです。
ムラサキシキブ(紫式部、学名:Callicarpa japonica)は、日本、朝鮮半島、台湾原産で、クマツヅラ科ムラサキシキブ属の落葉低木です。夏に集散花序に淡紫色の小花を付けます。花弁は先端で4裂し平開します。花言葉は「聡明」、「愛され上手」です。
同科同属のコムラサキ(小紫学名:Callicarpa dichotoma)と似ています。違いは花図鑑ののページをご参照下さい。
サフラン(Saffron、学名:Crocus sativus) はギリシャ原産で、アヤメ科の球根植物です。現在出回っているものは園芸品種です。秋に葉中央から短い茎を伸ばし、クロッカス(Crocus)に似た比較的大きな紫色の花を咲かせます。雌蕊の花柱は鮮紅色で先端が3裂し、乾燥させたものはサフランという 高価な香辛料や薬として珍重されます。 乾燥させたサフランは水に浸すと特有の香りのある黄色い着色料となり、スペイン料理「パエリャ」や、モロッコ料理「クスクス」に使われます。花言葉は「陽気」です。
似た花に コルチカム(Colchicum)=イヌサフラン(犬Saffron)があり、そちらは有毒植物です。
タニワタリ(谷渡、学名:Asplenium antiquum)はチャセンシダ科チャンセンシダ属の常緑着生シダ植物です。シマオオタニワタリ(島大谷渡、学名:Asplenium nidus)と似ていますが小さいです。Bird's nest fernと呼ばれるように鳥の巣のような形をしています。一枚一枚の葉(単葉)は昆布のような形をしており中心から放射状に伸びて輪状をしています。庭植えや生け花の素材に使われます。花言葉は「あなたは私の喜び」「 真実の慰み」「 雄々しい」です。