かぎけん花図鑑 9月12日の誕生花 クレマチス
かぎけん花図鑑 9月12日の誕生花は、クレマチスです。
クレマチス
クレマチス(学名:Clematis L.)は、日本、中国、欧州、北米原産で、キンポウゲ科クレマチス属の蔓性耐寒性多年草です。
春〜秋に、強靭な蔓を伸ばし、フェンスや支柱に巻きつき沢山の花(実際には萼)を咲かせます。
花弁は退化して存在せず萼が花弁のように変化しています。日本のみならず、世界中に多数の品種が分布しています。
代表品種の、カザグルマ(風車、学名:Clematis patens、クレマチス・パテンス)は日本原産で花弁(萼片)の枚数が8枚、花が風車の様に見えます。絶滅危惧種です。
テッセン(鉄仙、学名:Clematis florida、クレマチス・フロリダ)は中国原産品種で、花弁(萼片)の枚数は6枚、丈夫な蔓で巻き付きます。
大輪花を咲かせるカザグルマ(C. patens)やテッセン(C. florida)がシーボルトによって欧州にもたらされ、
これまで小型だったクレマチス(Clematis)と交配育種が行われた結果、欧州でも大きい園芸品種が作られるようになりました。
花言葉は「高潔」や「精神の美」。