ひな菊とヒバリの関係は?
ひな菊とヒバリの関係は?アンゼルセン童話の「ひな菊」
ヒナギク(雛菊、Daisy、学名:Bellis perennis)とは、ヨーロッパ原産で、キク科ヒナギク属の耐寒性・非耐暑性の一年草です。
別名で、Daisy(デイジー、デージー)、エンメイギク(延命菊)、チョウメイギク(長命菊)とも呼ばれます。かっては、イタリアの国花でした。
草丈は10~20 cmと低い。
葉はヘラ状の根生葉で、葉縁に鋸歯があり、互生して付きます。
根生葉の間から出た花茎の先端から頭状花序を単性し、舌状花と管状花を咲かせます。舌状花は赤や、白、ピンクで、管状花は黄色です。
花径は小輪~大輪(花径は2 cm〜8 cm)です。庭先の日当たりの良い場所を好みます。
用途は、花壇やコンテナ植えです。開花期が長く、冬から初春の花が無い時期に咲き、花形が丸くて親しみやすい。
丈夫で長持ち、安価なため、よく庭植えや鉢植えにされるポピュラーな花です。
花壇では必ずと言ってよいほど見られる馴染の植物です。
アンゼルセン童話の「ひな菊」
左:ひな菊、右:ヒバリ(雲雀)さん イラスト by 有紀@kagiken
アンデルセン童話は、グリム童話とともに代表的な童話の古典です。アンデルセン童話を書いたのは、ハンス・クリスチャン・アンデルセン(Hans Christian Andersen、1805年4月2日 - 1875年8月4日)というデンマークの代表的な童話作家&詩人で、156編の童話から構成されますが、その中に「ヒナギク」というお話があります。
「ヒナギク」編では、大好きなヒバリ(雲雀)さんがあるとき人間に捕まって籠(かご)に入れらて、その時に芝生と共にひなぎくさんも籠の中に植えられて再開を果たしますが、…。
ヒナギクの世界中での呼び名
学名のベリス・ペレンニス(Bellis perennis) や、Daisy(デイジー、デージー)、開花期が長いことからエンメイギク(延命菊)やチョウメイギク(長命菊)、「トキシラズ(時知らず)」。イタリア語では「マルゲリータ」と呼ばれます。
詳細と花言葉は本文をご参照ください。
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ひな菊とヒバリの関係は?アンデルセン童話「ひな菊」かぎけん花図鑑 花日記2025年2月2日(日)
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