12月8日の誕生花|茶、葦
チャノキ(茶の木、茶、学名:Camellia sinensis)は、台湾や中国原産でツバキ科ツバキ属の常緑低木です。葉は緑茶の素材となる有益な植物です。茶葉にはフラボノイド(Flavonoid)という天然色素成分の一つ「カテキン」を含み、 渋みや苦みの元となるとともに、抗酸素力があり、食中毒や風邪の予防になります。緑色の葉は披針形で薄い皮質で光沢があり縁に鋸歯があり互生して付きます。秋から初冬に咲く花は小さな白ツバキ(椿)といった感じです。花言葉は「謙遜」です。
ヨシ(葦、学名:Phragmites australis)は全世界の温帯〜熱帯地域原産でイネ科ヨシ属の多年草です。北海道~九州の干潟、湖沼などの湿地に自生し地下茎を伸ばして大群落を形成します。別名でアシ(葦)とも言いますが「悪(し)」を連想させるので使われません。草丈は200〜600 cmと大きくなります。晩夏~初秋に花茎から花茎を20〜50 cm伸ばし暗紫色の小穂を多数咲かせます。自生地では、巻き貝や蟹、小魚の生息地となり水鳥も見られます。刈り取って乾燥させてヨシズなどの日除けに利用されます。花言葉は「神の信頼」です。