特集 幹生花・幹生果

特集 幹生花・幹生果

「幹生花・幹生果」とは、熱帯林地域でよくみられる主茎や木の幹から直接、花や果実を結実する植物のことです。「幹生花・幹生果」は「Cauliflory」と呼ばれますが、花や果実が付く場所により名前が異なり、茎に生えるものは「cauliflora(茎生の)」、主幹にのみ結果するものは「trunciflora(幹生の)」、太い幹にのみ結果するものは「ramiflora)」と3種に分類されます。「幹生花・幹生果」の例を以下に上げます。


幹生花・幹生果の種類


アコウ(赤榕)、ジャボチカバ、アルストロメリア、カカオ、ハナモモ、ローソクノキ、イチベンバナ、カムカム、ブラシノキ、ハナズオウ、パラミツ(ジャックフルーツ)、イチジク、パパイア、ドリアン(学名:Durio zibethinus)、ホウガンノキ(砲丸の木、学名:Couroupita guianensis)、シャシャンボ(小小坊、学名:Vaccinium bracteatum)、アミエマ・スカンデンス(学名:Amyema scandens)など。

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