爬虫類名の付く花 Tweet ■爬虫類名の付く花 「爬虫類名の付く花」には、蛇や鰐、亀、蜥蜴などの爬虫類名が付いている花を集めました。例えば、オオバジャノヒゲ(大葉蛇の髭)や、オオカメノキ(大亀の木、ムシカリの別名)、ジャノメギク(蛇の目菊、ハルシャギクともいう)、ウワバミソウ(蟒蛇草)、マムシグサ(蝮草)などがあります。 ■関連ページ 爬虫類名の付く花 オオバジャノヒゲオオバジャノヒゲ(学名:Ophiopogon planiscapus)は、日本・中国原産で、キジカクシ科ジャノヒゲ属の耐陰性常緑多年草です。葡枝を伸ばし緑色で線形の葉を叢生します。夏、長く直立した穂状花序に白い小花を下向きに咲かせます。日本全国の林や草原で群生して咲いています。花後に成る果実は、最初、緑色だったものが濃灰色に変化します。一年中、緑色の葉を生やし、日影にも強いのでグランドカバーとしてムシカリムシカリ(虫狩、学名:Viburnum furcatum)は、北半球温帯及び熱帯地域原産で、レンプクソウ科ガマズミ属の落葉低木です。オオカメノキ(大亀の木)とも呼ばれます。北海道〜九州の山地に自生します。樹高は2〜5 mになります。葉は卵形~浅い心形で、葉長は10〜15 cm、葉縁は全縁で対生に付きます。葉は咲き始めは緑色ですが、秋には黒ずんだ紅葉となります。 4月~6月に散房花序を伸ばし白花を咲ハルシャギクハルシャギク(春車菊、学名:Coreopsis tinctoria)は、北米中西部原産で、キク科ハルシャギク属の一年草の帰化植物です。花の中心部が蛇の目模様に見えることから、別名でジャノメギク(蛇目菊)やジャノメソウ(蛇目草)とも呼ばれます。代表的な品種は花弁先端が黄色で、内側が朱赤です。日本には明治初期に渡来しました。 草丈は60~80 cmで、30 cm程の矮性品種もあります。葉は細い羽状複葉エリカ・カナリクラータエリカ・カナリクラータ(学名:Erica canaliculata)は、南アフリカ原産でツツジ科エリカ属の常緑低木「エリカ(学名:Erica)」の園芸品種です。雄蕊の黒い葯が蛇の目のように見えることから、和名では、「ジャノメエリカ(蛇の目erica)」と呼ばれます。秋~春に、枝から総状花序を伸ばし、釣鐘型で桃色の米粒程の花を多数咲かせます。 一般名:エリカ・カナリクラータ(Erica canalウワバミソウウワバミソウ(蟒蛇草、学名:Elatostema involucratum)は日本、中国原産で、イラクサ科ウワバミソウ属の群生する多年草です。山野の杉林下の薄暗い湿った場所に生えます。ウワバミ(大蛇の別名)が出没しそうな場所に生える草というのが和名の由来です。茎は多肉質で水分を含んでいるのでミズナとも呼ばれます。この茎や根は加熱して山菜としてべ食べられます。葉は濃緑色です。秋に、葉序に種(ムカゴ)シロバナノヘビイチゴシロバナノヘビイチゴ(白花の蛇苺、学名:Fragaria nipponica)はバラ科オランダイチゴ属の多年草です。春から夏に、本州から九州の日本の山地で、ライナーを伸ばし増殖します。花茎から伸びた細い花序に白い五弁花を咲かせます。花柄には上向きの軟毛が多数生えます。 葉は三小葉でくっきりとした葉脈が見られます。花後に赤い果実がなります。 一般名:シロバナノヘビイチゴ(白花の蛇苺)、学名:Frオオヘビイチゴオオヘビイチゴ(大蛇苺、 学名:Potentilla recta) は南欧原産で、バラ科キジムシロ属の多年草です。茎は良く分枝し、地面を這わず、立ち上がります。夏に茎頂に出た短い花序に黄色い五弁花を数個咲かせます。葉は6~9裂した掌状複葉です。日本へは観賞用に明治中期に渡来した帰化植物で、日本全国に分布しています。全草に毛があります。 一般名:オオヘビイチゴ(大蛇苺)、学名:Potentillaオヘビイチゴオヘビイチゴ(雄蛇苺、学名:Potentilla anemonifolia)は、日本、朝鮮半島、中国原産で、バラ科キジムシロ属の這性多年草です。茎は地面を這うように生えます。根生葉はカエデのような掌状をしており、茎葉は3出複葉です。茎先から集散花序を伸ばし、春から初夏に黄色い五弁花を沢山咲かせます。花弁はハート形をしています。 一般名:オヘビイチゴ(雄蛇苺)、学名:Potentilla anemオオバジャノヒゲ '黒龍'オオバジャノヒゲ’コクリュウ’(大葉蛇の髭’黒龍’、学名:Ophiopogon planiscapus 'Kokuryu')は、キジカクシ科ジャノヒゲ属の耐陰性常緑多年草「オオバジャノヒゲ(学名:Ophiopogon planiscapus)」の葉色が黒紫色をした園芸品種です。 ■同属(ジャノヒゲ属)で似た花 ●ジャノヒゲ(蛇の髭、学名:Ophiopogon japonicus)―「大葉蛇の髭 ジャノヒゲジャノヒゲ(蛇の髭、学名:Ophiopogon japonicus)は、日本・中国原産で、キジカクシ科ジャノヒゲ属の耐陰性常緑多年草です。別名でリュウノヒゲ(竜の髭)や、ヤマスゲ(山菅)、モンドグラス(Mondo Grass)、Fountain plant、monkey grass、Dwarf lilyturfとも呼ばれます。日本全国の林や草原に自生し園芸種も育種されています。 草丈は10-20cヘビウリヘビウリ(蛇瓜、Trichosanthes cucumerina)とは、インド原産で、ウリ科カラスウリ属の蔓性一年草の野菜です。夏~初秋の夕方から翌早朝に、カラスウリに似た白いレース状の綺麗な花を咲かせます。しかし、果実の形が大きく異なり、カラスウリは赤い卵形の果実が成りますが、本種は緑色で細長いキュウリ状を蛇のように曲がった果実を成らせます。日除けを兼ねて棚作りとし果実は50cm程に成長したら収マムシグサマムシグサ(蝮草、学名:Arisaema serratum)は、日本と中国原産でサトイモ科テンナンショウ属の耐寒性・非耐乾性・多年草(宿根性)の野草です。晩春から初夏に、林の木陰で、直立した茎から葉の鞘に抱かれた花柄を伸ばし仏炎苞に包まれた肉穂花序に小花を咲かせます。芋状の地下茎をはじめ全草が有毒です。茎に見える部分は葉柄の鞘で偽茎と呼ばれるものです。仏炎包の色の違いで、緑色のものはカントウマムシメガクリニウム マキシマムメガクリニウム マキシマム(Megaclinium maximum、学名:Bulbophyllum maximum)は熱帯アフリカ原産でラン科メガクリニウム属(マメヅタラン属)の匍匐性着生ランです。この花茎の色と形から、別名でコブラオーキッド(cobra Orchid)とも呼ばれます。Bulbophyllum platyrhachis(バルボフィラム・プラティラキス)やシノニム(Synonyms)アボカドアボカド(Avocado、学名:Persea americana)は中米の熱帯地域原産でクスノキ科の熱帯性常緑高木です。別名でワニナシ(鰐梨)、Alligator pear(アリゲーターペア)、バター・フルーツ、Agucateとも呼ばれます。果肉を食用とすることを目的として栽培されます。日本へは、20世紀前半の大正時代(1912年〜1926年)に渡来しましたが人気が出ず、昭和後期(1964年~19オカメザクラオカメザクラ(おかめ桜、阿亀桜、学名:Prunus incamp 'Okame')は、 バラ科サクラ属の耐寒性落葉小低木のサクラ(桜)の園芸品種です。 春に、一重で紅紫色で花径1.5cm程の小さな五弁花を半開きで下垂して咲かせるので風情があるとされます。 イギリスの桜研究家イングラム氏(C. Ingram)が、カンヒザクラ(寒緋桜、学名:Cerasus campanulata)と マメザクラ(豆オカメザサオカメザサ(阿亀笹、学名:Shibataea kumasaca)は、日本原産で、イネ科の常緑小型のササです。地下茎が地表を横に這い、10cm程の間隔で稈が直立し1節から2~5枝を出して密生します。葉色は明るい緑色で葉裏に軟毛があります。庭園のグランドカバーや生垣としてよく使われます。日本では古くから栽培されており酉の市では枝に阿亀の面を吊り下げて売っていたのが名前の由来です。稀に、初夏に花穂を束生キッコウチクキッコウチク(亀甲竹、学名:Phyllostachys heterocycla f. heterocycla)は、モウソウチク(孟宗竹、学名:学名:Phyllostachys heterocycla f. pubescens) の突然変異で、亀の甲羅のように節が斜めになった竹です。 珍しい形が珍重され庭園に植えられたり、京銘竹の工芸品用の素材とされます。 一般名:キッコウチク(亀甲竹)、学名:P 他の特集悪臭のする植物大集合悪臭のする植物大集合 花、葉、果実などが悪臭を発する植物には、コンニャク属をはじめとして多数あります。有名どころでは、大燭台コンニャクや、ドリアン、などがあります。ここに、それらを集めました。 悪臭のする草花・樹木種類一覧 アメリカミズバショウ(学名:Lysichiton camtschatcense)=スカンクキャベジ、サトイモ科ミズバショウ属、花がスカンク臭。 イチョウ(公孫樹、学名:10月の赤い花10月に咲いている赤い花 9月に咲いていた赤い花は 100種超 ありましたが、10月になり 93 種と少し減っています。10月からは、キク科の花が咲き始めました。 ザルギク(学名:Chrysanthemum morifolium 'zarugiku')や菊 フリッキー(学名:C. m. cv. FLICKY)等多種類あります。1年中咲いている花(中には苞だったりしますが)には、イクソラ・ダッフィ01月の茶色い花一覧特集 1月の茶色い花一覧 「特集 1月に咲く茶色い花」は、「特集 1月に咲く緑色の花」よりさらに数が少なくなります。この貴重な茶色花には、温室で咲くラン科植物と、苞葉が花のように見えるアンスリウム(Anthurium、学名:Anthurium andreanum)、ウマノスズムシ科のリョウザンカンアオイ(学名:Asarum nipponicum 'Ryozan Kan-aoi')があり、地味ながオトギリソウ属オトギリソウ属―キンシバイ、トモエソウ、ヒペリカム・アンドロサエマム、タイリンキンシバイ、ビヨウヤナギ、コゴメオトギリ、トサオトギリ、ヒペリカム・ミスティックフレアー夜咲く花・夜行性の花夜に咲く花 夕方から翌朝まで開花する花、夜に強く香る花のように、夜に咲く花と言えば、野原ではカラスウリ(烏瓜、学名:Trichosanthes cucumeroides)、庭ではオシロイバナ(白粉花、学名:Mirabilis jalapa)やキダチチョウセンアサガオ(木立朝鮮朝顔、学名:Brugmansia)、夜間開園の植物園ではバオバブ(Baobab、学名:Adansonia)の花、奄美・沖縄変化朝顔・大輪朝顔変化朝顔ー変化朝顔 黄南天葉白切咲牡丹,変化朝顔 黄縮緬竜田葉鳩葉色台咲,変化朝顔 黄打込渦桔梗葉紺覆輪桔梗八重咲,変化朝顔 青乱菊葉紺石畳,変化朝顔 '青桔梗葉木立紅覆輪桔梗咲',変化朝顔 '黄尾長竜田葉紺白切咲',変化朝顔 '黄水晶斑入打込切咲葉青浅切咲',変化朝顔 '黄尾長竜田葉紫切咲'変化朝顔 '黄尾長竜田葉紫切咲',変化朝顔 '黄縮緬葉銀鼠筒白総鳥甲吹上台咲牡丹',変化朝顔 '黄縮緬葉瑠