不思議な植物マッソニア(Massonia)

マッソニア(Massonia)とは、南アフリカに自生する固有種で、キジカクシ科マッソニア属の球根性多肉植物です。
原産地の南アフリカは夏が熱く乾燥するので、夏は葉を枯らして休眠します。

秋に球根から大きな楕円形の平らな葉を2枚対生に出し地際に止まります。
葉の表面に凸凹の溝があるものもあります。
冬に葉中央に蕾を付けて、12月~2月にユニークな花を咲かせます。

花は長く伸びた花柱(雄蕊)が目立ち、先端に種類により異なる黄色や紫色などの葯が付きます。花の感じがマユハケオモトに似ています。

2月-3月に受粉に成功した花は赤い鞘に入った種子を付けます。
受粉はロンギぺス(Massonia longipes)は自家受粉、マッソニア・デプレッサ(Massonia depressa、ハリネズミユリ)はネズミが媒体します。

写真は、マッソニア・ロンギぺス(Massonia longipes)と思われます。

■関連ページ
マッソニア(Massonia)
【特集】 変わった植物
不思議な植物マッソニア(Massonia)かぎけん花図鑑 花日記2025年1月16日(木)
#マッソニア #Massonia

  • Massonia  longipes
  • Massonia  longipes
  • Massonia  longipes
  • Massonia  longipes
  • Massonia  longipes
  • Massonia  longipes

Other Articles