花ら 63.調べると奥が深いね 肥前真弓 ポスト NHK朝ドラ「らんまん」花シリーズ【かぎけん花日記】 ヒゼンマユミ(肥前真弓、学名:Euonymus chibae)は、四国~九州、沖縄(日本)、朝鮮半島原産で、ニシキギ科ニシキギ属の亜熱帯性常緑小高木です。暖地の海岸沿いの山林に自生します。環境省のレッドデータブックで、絶滅危惧Ⅰ類に指定されています。 春に淡緑色の小さな4弁花を咲かせ、秋に成る果実は倒卵球形の蒴果で橙色に熟して4つに割れ赤い種子を吊り下げます。果実にがん細胞の増殖を抑える効果があるとされます。 肥前真弓の特徴 マユミ(眞弓、学名:Euonymus hamiltonianus)やコマユミ(小眞弓、学名:Euonymus alatus f. cilatodentatus)などが落葉樹で樹高1~3mの低木であるのに対し、ヒゼンマユミ(肥前真弓、学名:Euonymus chibae)は常緑樹で樹高が4~12mと高木になります。 また、マユミには雄花と雌花とがありますが、ヒゼンマユミはヘテロスタイリー(Heterostyly、異型花柱性)と呼ばれるような、短柱花は長柱花の花粉で受精し、長柱花は短柱花で受精するため、雌雄の役割分担が無いらしいです。これはソバ(蕎麦、学名:Fagopyrum esculentum)の花と同様の性質です。 花名の由来 花名の由来は、マユミ属の木で、最初に発見された場所が長崎県諫早市「旧国名が「肥前」の西部」であったことから、牧野富太郎博士により「ヒゼンマユミ」と命名されました。 因みにマユミとは、昔この木で弓を作ったことに拠ります。 学名を構成する属名+種小名では、属名のEuonymusはラテン語のEu(良い)+onoma(名)の複合語で、「評判が良い」という意味です。種小名「chibae」は採集した千葉常三郎氏に因みます。 花言葉などは、こちらをご覧ください。 ■関連ページ 花ら 63.調べると奥が深いね 肥前真弓(ビゼンマユミ) かぎけん花図鑑 2023年8月13日(日) ヒゼンマユミ(肥前真弓、学名:Euonymus chibae) NHK連続テレビ小説らんまん植物種類一覧 花図鑑 特集 Other Articles源006.源氏物語の草木 第6話 萩 源氏物語の草木 あらすじ 帝から命を受けた靫負の命婦(ゆげいのみょうぶ)が桐壺の母に帝の手紙を渡します。お手紙には幼い遺児(後の光源氏)を思いやる言葉と歌が書かれていました。 第6話 靫負命婦の弔問の場その2 (源氏物語 1.7 靫負命婦の弔問) 帝からの手紙 【源氏物語】 (帝)「ほど経ばすこしうち紛るることもやと、待ち過ぐす月日に添へて、いと忍びがたきは わりなきわざになむ。いはけなきNASA Eco Plant 17.観音竹新企画花日記1月18日「NASA Eco Plant 17.観音竹」 カンノンチクは、「NASA ECO Plant」として、シックハウス症候群の原因物質となる空気中の「ホルムアルデヒド」と「キシレン及びトルエン」を除去する効果が認めらるとともに、「犬猫への毒性が無害」と確認された植物です。 カンノンチクとは カンノンチク(観音竹、学名:Rhapis excels)とは、中国~東南アジア原産でかぎけん花図鑑 9月4日の誕生花 ダイコンソウかぎけん花図鑑 9月4日の誕生花は、ダイコンソウです。 ダイコンソウ ダイコンソウ(大根草、学名:Geum japonicum)は日本、中国原産で、バラ科ダイコンソウ属の多年草です。 日本全国の山地や畦道に自生します。枝は上部で多数に分枝します。根生葉は羽状複葉でダイコンの葉に似ています。茎に付く葉は3裂または単葉です。 夏に、枝の先端に疎らに黄色い小さな花を咲かせます。雌蕊の柱頭はS紅葉狩り日和紅葉狩りに行って来ました。今年(2024年)は、11月中旬以降が紅葉狩りのシーズンです。 イロハモミジ(いろはもみじ、学名:Acer palmatum)とは、日本などの東アジア原産でムクロジ科カエデ属の落葉小高木です。 別名でイロハカエデ(いろは楓)、タカオカエデ(高尾楓)、Japanese Maple(ジャパニーズ・メイプル) 、momiji、Maple、紅葉とも呼ばれます。 日本では、東北南誕生花 5月10日5月10日が誕生日の方、おめでとうございます。 本日の誕生花は、アゲラタムと、アヤメです。 アゲラタムの花言葉は、安泰。 アイリス(アヤメ)の花言葉は、「よい便り、メッセージ、希望」です。 本年が素晴らしい1年でありますように! ●かぎけん花図鑑 アゲラタム https://www.flower-db.com/ja/flower:311 アヤメ https:/アンゲロニア・セレナ アンゲロニア・セレナ(学名:Angelonia serena)は、アンゲロニア・アングスティフォリア(Angelonia angustifolia)というメキシコ原産ゴマノハグサ科多年草の園芸品種です。矮性品種で、草丈が30 cm程と低いです。 この花のラテン語の属名 ”Angelonia” は、「Angelos(天使)」という意味です。原産国の中南米では、エンジェルラベンダーとも呼ばれ、花