9月に咲く花シリーズ「黄色い花」 ポスト かぎけん花図鑑 9月に咲く花シリーズ「黄色い花」 かぎけん花日記2022年9月25日 9月に咲いている黄色い花は、かぎけん花図鑑データベースに157種ありました。花リストは「特集 9月の黄色い花」をご覧ください。 黄色い花の種類は白花の次に多い 野生の植物の場合、花色が多い順に、1)白、2)黄色、3)紫、4)赤で、数字が小さい方が種類が多い。 植物の目的は、種を残すことなので、雌蕊に雄蕊の花粉を運ぶ媒介者が必要となり、そのために花は花なりに何らかの工夫を凝らしています。 花が目立つためにやっている工夫 特に、虫媒花や鳥媒花の場合 1)いち早く咲くー早春花、火事後の花 2)花色で目立たせるー昆虫などが認識できる可視光線内の色 3)大きな花 4)花弁の工作ー来て欲しい昆虫の口吻に合わせる。止まるための足場作り。平らな花弁で着地OK、花弁を昆虫の雌に似せる。 5)芳香や腐臭を出して媒介者をおびき寄せる 6)蜜や花粉をご褒美に用意ー蜜源植物で顕著 7)夜間に咲く 8)過酷な環境で咲く―高山の崖や海の水際 9)群れで咲く 10)他の花が咲かないように毒を出す 黄色い花がやっていること 福寿草など早春に咲く花は逸早く出現する。 黄色は、人間の目と同様、昆虫の目にも認識されるらしい。また、白花と同様、夜間でも花が目立つ。黄色い花には蜜が多い。 花虻(はなあぶ)や(ツマグロキンバエ、ヒラタアブ)など、花の蜜を吸う虫は黄色い花を好む。 黄色い花の一例 ハチミツソウ(蜂蜜草、学名:Verbesina alternifolia)は、北米原産で、キク科ヴェルベジナ属の多年草です。良質な蜜が採れるので養蜂用植物として栽培されます。 Other Articles防人の歌は悲しみで一杯!万葉集草木シリーズ43.ヤブマメヤブマメ(藪豆、学名:Amphicarpaea edgeworthii var. japonica)は、日本や中国などの東アジア原産で、マメ科ヤブマメ属の蔓性一年草の野草です。蔓は細長い針金状で、他の植物に絡み付きます。秋に、短い花穂(総状花序)を伸ばし、淡赤紫色の旗弁に、淡紫~白い翼弁と竜骨弁を持った蝶形の小花を数個咲かせます。花後、莢隠元(インゲンマメ、隠元豆の若さや、学名:Phaseolusアリウム・ギガンテウムのブログアリウム・ギガンテウム(学名:Allium giganteum)は、葱の仲間で、5月~6月にかけて植物園の屋外庭園で咲いています。草丈が高く、細い茎の先端に大きなネギ坊主形をした赤紫色の集合花を咲かせます。毎年観賞するのが楽しみな植物の一つです。アリウム・ギガンテウムを、かぎけん花図鑑でご鑑賞ください。 アリウム・ギガンテウム( https://www.flower-db.com/ja/あきの花ブーケあきのフラワーブーケ https://www.flower-db.com/ja/special/13/2 10月に咲く紫色の花を中心にまとめた大人の雰囲気漂うブーケです。 神サブとは!?万葉集草木シリーズ29.タブノキタブノキ(椨の木、学名:Machilus thunbergii)は、中国、韓国、台湾、日本原産で、クスノキ科タブノキ属の常緑高木又は灌木です。灰褐色の樹皮は黄八丈など黄色の染料として使われます。 万葉集で詠われています。 「万葉集の巻と作者」 万葉集 第19巻 4159番歌 作者:大伴家持 『原文』: 礒上之 都萬麻乎見者 根乎延而 年深有之 神左備尓家里 『読み』 礒上(磯の上)之(の) 都万葉集と草木染4-あかね色🌱万葉集草木122.茜アカネ(茜、学名:Rubia argyi)とは、中国~日本原産でアカネ科アカネ属の蔓性多年生植物です。本州、四国、九州の山野や林縁に自生します。他の植物に巻き付いて成長します。8月~10月に茎先や葉腋から淡黄色の微小な花を咲かせます。根を煮出して茜染の染料にされます。茜色は赤みがかった橙色で万葉集では「茜草」という名前で詠まれています。 万葉集と「あかね」 万葉集 第1巻 20番歌 第1巻 2ショート動画7、花ら104「らんまん」花タイトル後半ショート動画 NHK朝ドラ「らんまん」花シリーズ【かぎけん花日記】 NHK連続テレビ小説「らんまん」の花タイトル後半のショート動画ご紹介 明日、2023年9月29日でテレビ小説「らんまん」が終了しますので、後半の番組タイトルになった花をショート動画でご紹介します。 「らんまん」後半 花タイトル紹介ショート動画 上の画像をクリックするとご覧いただけます。放映時間は1分です。 「らんまん」後半タイト