薬用植物園の花4 八重どくだみ(Houttuynia cordata var. plenu) ポスト ヤエドクダミ(八重どくだみ、学名:Houttuynia cordata var. plenu)とは、地下茎で繁殖するドクダミ科ドクダミ属のドクダミ(学名:Houttuynia cordata)の八重咲き品種です。ドクダミの仲間なので独特の臭気があります。 茎丈は15-50 cmで、地下茎の節から赤紫色の茎を出し、枝分かれして伸張し繁殖します。葉はハート型をしており互生してつきます。 6月~7月に白花のように見える総苞を付けます。この白花のように見えるものは花ではなく苞葉(ホウヨウ)または総苞(ソウホウ)と呼ばれるものです。本当の花は苞葉の上にのっている筒状の穂状花序つく小さな黄色い部分です。 無花被花(achlamydeous flower) この黄色い花は、ヤナギ(柳)や、トウダイグサと同様、「無花被花(achlamydeous flower)」と呼ばれるもので、花弁や萼の無い花のことを言います。 ドクダミの仲間 左から、ドクダミ(Houttuynia cordata)と花の構造、 、 左から、八重毒だみ(Houttuynia cordata var. plenu)、斑入り毒だみ(Houttuynia cordata cv. Variedgata) ■関連ページ ヤエドクダミ(八重どくだみ、学名:Houttuynia cordata var. plenu) 薬用植物園の花4 八重どくだみ(Houttuynia cordata var. plenu)かぎけん花図鑑 花日記2024年6月12日(水)、 花日記INDEX 特集 薬用植物一覧 Other Articles1月の緑色の花一覧花日記2024年1月29日 1月の緑色の花には何があるか? 「特集 1月の緑色の花一覧」には、1月に咲く数少ない花の品種中でも、色別では少ない緑色の花を掲載しました。 例えば、畑で元気なイネ科のオオムギやウマノスズクサ科のカンアオイや、温室で咲いているラン科植物があります。 「特集 1月の緑色の花一覧」 ↑クリック ■関連ページ 花日記 1月の緑色の花i一覧 かぎけん花図鑑20245月7日の誕生花 スターチス、モクレン5月7日の誕生花はスターチス、シモクレン、ハクモクレンです。 スターチス ハナハマサジ(花浜匙、学名:Limonium sinuatum)は、スペイン~北アフリカの地中海沿岸原産でイソマツ科イソマツ属の半耐寒性多年草です。花言葉は「変わらぬ心」です。 シモクレン シモクレン(紫木蓮、学名:Magnolia Liliflora)は、中国原産で、モクレン科モクレン属の落葉小高木です。花誕生花 6月22日 ガマズミ誕生花 6月22日は、ガマズミです。花言葉は「愛は死より強し」。 ガマズミは、レンプクソウ科ガマズミ属の耐寒性常緑灌木です。 種類には、北米原産のガマズミ・カールセファラム(写真)や、 地中海沿岸原産のトキワガマズミなどがあります。 ■かぎけん花図鑑 https://www.flower-db.com 椿 ハクロニシキ椿 「ハクロニシキ」というカタカナ表記をすると、「葉黒錦」という漢字を思い浮かべる方がいらっしゃるかもしれません。 この椿の場合は、「白露錦」という漢字が当てられますが、カタカナ表記に比べて、なんと漢字表記の表現力の高さよと、思わず唸ってしまします。それでも、漢字は画像には敵いません。「百聞は一見に如かず」とも言います。上には上があるものですね。 さて、本日の花「椿 白露錦」は、いわゆ7月2日の誕生花 キンギョソウ、クレマチス7月2日の誕生花は、キンギョソウ、クレマチスです。 キンギョソウ キンギョソウ(金魚草、学名:Antirrhium majus)は、南欧~北アフリカの地中海沿岸原産で、オオバコ科キンギョソウ属の一年草又は多年草です。花言葉は「負けない、上品さ、優雅さ」です。 クレマチス クレマチス(学名:Clematis L.)は、日本、中国、欧州、北米原産で、キンポウゲ科クレマチス属の蔓性耐寒性世界の国花シリーズ モンテネグロ Montenegro世界の国花シリーズ モンテネグロ Montenegro ME かぎけん花図鑑花日記2022年9月18日 モンテネグロの国花はミモザ 「ミモザ」=ギンヨウアカシア(銀葉アカシア、学名:Acacia baileyana)は、オーストラリアのニューサウスウェールズ原産で、マメ科アカシア属の常緑高木です。別名でGolden mimosa(ゴールデン・ミモザ)や、ハナアカシア(花Acacia)、C