四月の白い花1 ハクモクレン、コブシとの比較
今、街路樹として植えられ白花を咲かせているものにハクモクレンとコブシがあります。遠くから見るとどちらか判断が付かない場合があります。そこで、ここに簡単な見分け方を図示します。
ハクモクレンとコブシの違い
ハクモクレン(白木蓮、学名:Magnolia denudata、シノニム:Magnolia heptapeta)とコブシ(辛夷、学名:Magnolia kobus)は似ているので違いを図示してみました。
いずれも、同じ時期に樹上に白花を咲かせ、花の形も似ています。
違いは、
ハクモクレン(白木蓮、Magnolia heptapeta)の方が花が大きく肉厚、上向きに半開し、開花中は葉を展開しない。
6枚の花弁と3枚の花弁状萼片が似ており見分けが付かないので、9弁花のように見える。
コブシ(辛夷、M. kobus)は花びらが6枚で平開し、花の下に最初から1枚の葉を付ける。
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ハクモクレン(白木蓮、学名:Magnolia denudata、シノニム:Magnolia heptapeta)
コブシ(辛夷、学名:Magnolia kobus)