オーストラリア〜原産の花、グレヴィレア
オーストラリア等原産のヤマモガシ科の花、グレヴィレア
グレヴィレア(Grevillea、学名:Grevillea banksii)とは、オーストラリア〜ニューカレドニア原産で、ヤマモガシ科シノブノキ属(グレヴィレア属)の半耐寒性常緑低高木です。
別名で、グレビレア(Grevillea)や、ハゴロモノマツ(羽衣の松)、ベニバナハゴロモノキ(紅花羽衣の木)、Red silky oak(レッド・シルキィ・オーク)と呼ばれます。
樹高は20 cm〜10 mと幅があります。
葉は緑色で、切れ込みが深く松葉に似た針形~線形で、全縁、互生しまます。
日本では晩秋から翌年春に開花しますが、ハワイのような温暖地域では1年中(四季咲き)見られます。
枝先から、円筒状や歯ブラシ状、クモの巣状の、花序径4〜15 cmの総状花序または円錐花序を伸ばします。この花のように見えるものは萼で、花弁はありません。
花色(実際は、萼色)は、赤・薄黄・黄・桃・白があります。
各総苞内には、雌蕊と雄蕊が入っており受精後に針金状をした雌蕊の花柱が総苞の袋から外側に突き出た姿が、絹糸が多数集まった集合花のように見えます。
代表的な品種に、ロビン・ゴードン(Grevillea Robyn Gordon)やハゴロモノマツや、レッドクロード、ピグミーダンサー等があります。
果実は堅果です。繁殖は挿し木で行います。用途は、庭植えや、鉢植え、切り花です。
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グレヴィレア(Grevillea、学名:Grevillea banksii)
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