フィカス・バリエガタのブログ

イチジク(無花果)の花をご覧になった方はあまり多くないと思います。
それは果実のような形をした袋(花嚢、後に果嚢となる)内で開花するため外から見えないからです。このような花の咲かせ方を隠頭花序と呼びます。それは、イチジク属の特徴であり、本日の花にも見られます。

フィカス・バリエガタ(学名:Ficus variegata)は、東南アジアに自生する高木で、イチジクの実に似た小さな花嚢(果嚢)が束になって直接木に付きます。果実は最初緑色であったものが、赤く熟します。果実は、主に、家畜や、野生の猿、野鳥の餌となります。

写真は、2015年に世界遺産に登録されたシンガポール植物園(Singapore Botanic Garden)で撮影したものです。

フィカス・バリエガタ(学名:Ficus variegata)https://www.flower-db.com/ja/flower:1353/

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