ローゼルのブログ
ローゼル(Roselle)は、ハイビスカスティーの原料となるハイビスカス(Hibiscus)の仲間です。
ハイビスカスが花を観賞するのに対し、ローゼルは果実のように見える赤紫色の萼と苞をハイビスカスティーにして楽しみます。
ハイビスカスティーの材料はハイビスカスではなくローゼルなので、ハイビスカスティーの包装にある絵柄がハイビスカスの花を使っているのは間違いです。ローゼルの花は、ハイビスカスよりオクラや、ワタ(綿)に似ています。
ハイビスカスティーはローゼルの萼と苞に熱湯を掛けて抽出される赤い液体で酸味があります。これは、ビタミンCや、クエン酸、リンゴ酸等を多く含んでいるためです。
ローゼルはエジプト原産で、クレオパトラが美容と健康のためにこのお茶を好んだとされます。
ローゼル(Roselle、学名:Hibiscus subdariffa)については、かぎけん花図鑑をご覧ください。