奄美大島固有種の「フジノカンアオイ」
奄美大島固有種のカンアオイ。花(萼片)が大きく、内側が薄緑や薄黄色のものが多い。
フジノカンアオイ(藤野寒葵、学名:Asarum fudsinoi)とは、ウマノスズクサ科カンアオイ属の多年草 「カンアオイ(寒葵、wild ginger、学名:Asarum) 」 の一品種で、奄美大島固有種です。
奄美大島の樹木下に自生します。
他の寒葵に比べて花(萼片)が大きく、内側が薄緑や薄黄色のものが多いです。
草丈は10~20 cmです。
長い葉柄の先端に、緑色で光沢のある長さ8~20 cmのハート形の葉を付けます。
冬~晩春に、葉茎基部に、長さ5~6 cmの花(実際には、萼片)を付けます。花(萼片)は筒状で先端が3裂します。裂片は丸みを帯びています。
絶滅危惧種に指定されています。
花名の由来
種小名の「fudsinoi」は植物学者「藤野寄命(ふじのよりなが)」氏への献名です。
花言葉や詳細は本文をご参照ください。
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奄美大島固有種の「フジノカンアオイ」かぎけん花図鑑 花日記2025年1月31日(金)
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