3月29日の誕生花の1つ、「バイモ」

3月29日の誕生花の一つ、「バイモ」

バイモ(貝母、学名:Fritilaria thunbergii)とは、中国原産で、ユリ科バイモ属の耐寒性半蔓性球根植物です。
別名で、アミガサユリ(綱笠百合)、学名のフリチラリア・ツンベルギー(Fritilaria thunbergii)でも呼ばれます。
日本には江戸時代に薬用植物として渡来しました。

草丈は40~60 cmです。鱗茎はシェル状で2枚の鱗片が相対します。茎は真直ぐ伸びます。
葉柄が無い葉は、薄緑色で細く先端が巻いており、輪生します。
3月~5月に、花径が3~4 cmの花色が薄緑で内側に暗紫色の網目状斑紋が有る、釣鐘型の花を下向きに咲かせます。

花や葉は薄緑色で質素なので日本庭園に合います。
球根から鎮咳・解熱・止血に効用があるとされる漢方薬が作られます。


花名の由来


和名の「貝母」は、中国語をそのまま日本語読みしたもの。球根が二枚貝に似ていることに由来します。
別名の「アミガサユリ」は、花びら(花被片)の内側に綱目模様があることに拠ります。
属名の「Fritillaria」は、ラテン語の「fritillus(サイコロを入れる円筒形の箱)」に似ていること、
種小名の「thunbergii」は、スウェーデンの植物学者でリンネの弟子であるカール・ペーテル・ツンベルク(Carl Peter Thunberg )博士への献名です。


花言葉


「謙虚な心」「才能」」です。

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3月29日の誕生花の1つ、「バイモ」 かぎけん花図鑑 花日記2025年3月29日(土)
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