黄蝶が舞ってるような花、黄花の大胡蝶

黄蝶が舞ってるような花

キバナノオオゴチョウ(黄花の大胡蝶、学名:Caesalpinia pulcherrima var. flava)とは、バルバドス~西インド諸島原産で、マメ科の蝶形の鮮朱赤色の花を咲かせる熱帯性小低木「オオゴチョウ(大胡蝶)」、の黄色花品種です。「胡蝶」とは蝶の別名です。英名では、Yellow flowers of Caesalpina、Yellow Pride of Barbados、Peacock flowerと呼ばれます。樹高は2〜3 mで、枝に棘が有ります。葉は二回羽状複葉で、小葉は長さ1~1.5 cm、幅0.8~1 cmの楕円状~長楕円状卵形です。
ネムノキ(合歓の木)の葉と似ています。花後に莢ができます。


黄花の大胡蝶と紋黄蝶


モンキチョウ(紋黄蝶)♂の翅の裏
左:モンキチョウ(紋黄蝶)、右:黄花の大胡蝶ー花名は、黄色い蝶が舞っているように見える花序から付けられました。


花名の由来


英名で 「Yellow Pride of Barbados」 と呼ばれるように、この花は中米カリブ海に位置するバルバドスの国花です。
属名の「Caesalpinia」は、16世紀のイタリア人植物学者「Caesalpinio(カエサルピーノ博士)」への献名です。
種小名の「pulcherrima」は、ラテン語の「形容詞(pulcher)」の最上級で「最も美しい」という意味です。
変種名の「flava」は、同じくラテン語で「flāvusの(女性形で(黄色い)」と言う意味で、花色を表します。

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花名に「蝶」黄蝶が舞ってるような花、黄花の大胡蝶 かぎけん花図鑑 花日記2024年10月7日(月)
特集 花名に「昆虫名」

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