ツワブキ10月の黄色い花
ツワブキ(石蕗、学名:Farfugium japonicum)とは、日本、朝鮮半島、中国原産で、キク科ツワブキ属の耐寒性常緑性多年草です。別名で、タクゴ(たく吾)と呼ばれます。日本では本州東北南部~四国、九州、沖縄の海岸付近に自生し、日陰や塩害にも強く丈夫で繁殖力が旺盛です。
草丈は20~50 cmです。
葉は根生葉で、フキ(蕗)に似た大円形で、葉上面に艶があり、斑入品種もあります。
10月~12月に、長い茎に野性的な黄色いキク(菊)に似た花を咲かせます。
花後にタンポポ(蒲公英、学名:Taraxacum)のような綿毛が出来ます。
茎や根に薬効があると言われ、民間療法では腫れ物や出来物、湿疹、打撲傷、下痢等に使われます。
花名の由来
漢字の「石蕗」という名前は、海岸の石のある場所に生える、「蕗(フキ)」に似た植物から。
和名の「ツワブキ」という名前は、葉に艶があるから「ツヤ(艶)」+葉や茎が「フキ(蕗)」似ていることが転じてとされます。
「タクゴ(たく吾)」と言う別名は、根茎を抜いて洗って乾燥して作られた中国の生薬「橐吾(タクゴ)」を日本語読みしたものです。
属名の「Farfugium」は、ラテン語の「far(小麦粉)」+「fugio(消える)」の複合語で、葉柄や花茎にある白い粉状の被膜が早晩に消えてしまうことを意味します。
種小名の「aponicum」は原産地の1つ「日本の」を指します。
花言葉は詳細はwebをご参照ください。
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ツワブキ(石蕗、学名:Farfugium japonicum)
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ツワブキ10月の黄色い花 かぎけん花図鑑 花日記2024年10月22日(火)
特集 10月の黄色い花
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