ウメモドキ

ウメモドキ(梅擬、学名:Ilex serrata)とは、日本固有種でモチノキ科モチノキ属の落葉広葉低木です。本州~九州 の山地に自生します。
樹高は2~5mで、株立ちし、樹皮は灰褐色をしています。
短い葉柄の先に長さ3〜8cm、幅1.5〜3cmの楕円形~卵形の葉を付けます。葉色は表は緑色で、裏は淡緑色、葉縁に細鋸歯があり、互生して付きます。、
雌雄別株で、本年枝の葉腋から花序を伸ばし、6~7月に、雄花序は5〜20個、雌花序は2〜4個の淡紫色の花を束生につけます。花弁と萼片は各4~5個で、直径0.4cm程です。
9〜10月に直径0.5cmの赤い球形の核果が成り、中に核が4〜5個入っています。果実は落葉後も残ります。
ウメモドキと言う名前は、樹形が梅(ウメ、学名:Prunus mume) に似ていることに拠ります。

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ウメモドキ(学名:Ilex serrata)
ウメモドキ かぎけん花図鑑 花日記2024年10月16日(水)

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