12月29日の誕生花|ホオズキ
12月29日の誕生花は、〇ホオズキです。
ホオズキ(鬼灯・酸漿、学名:Physalis alkekengi)はアジア原産で、ナス科ホオズキ属の一年草/多年草/宿根草です。草丈は60~80 cmです。葉は緑色の楕円形で葉縁に歯牙があり、互生して付きます。梅雨時に、葉腋から単生で小さな目立たない白~淡黄色の花を下向きに咲かせます。花は漏斗形で先端が5浅裂します。夏に、球形の果実と袋(萼)が朱色~赤く色付き初秋まで観賞できます。東京の浅草寺では、毎年7月に恒例のホオズキ市が開かれますが、日本各地でも同様にお盆にかけてホオズキ市が立ちます。
緑色の葉茎に成る赤い実が美しく鉢植えにされたり、切り枝、ドライフラワーにされたり、乾燥させた全草や根、実が生薬とされ解熱や咳止め、虫下しに使われました。
ナス科植物なので連作障害が起こることや害虫のカメムシがつくことがあります。果実は有毒で食用と葉なりませんが、実が黄色く食用となる「ショクヨウホオズキ(食用ほおづき、Physalis pruinosa))」もあります。近縁種にアメリカ原産のセンナリホオズキ(Physalis angulata)があり帰化しています。花言葉は「自然美、不思議、半信半疑」です。