12月7日の誕生花|セントポーリア、ラケナリア
セントポーリア(Saintpaulia、学名:Saintpaulia ionantha)は、イワタバコ科セントポーリア属の多年草(宿根草)です。東アフリカの山地でドイツ人フォン・セントポール(Walter von Saint Paul-Illaire)により発見されました。草丈は低く、花弁は5枚あるように見えますが、根元で合着しているので合弁花とされます。 小花の直径は2~4 cm程で、花の中心に黄色い葯が2個があります。集散花序を伸ばし複数個の花を周年咲かせます。原種は紫色ですが、園芸品種には赤や桃色青、白などの園芸品種が市場に出回っています。
ラシュナリア(Lachenalia)は南アフリカ原産で、キジカクシ科ラシュナリア属の球根植物です。草丈は10-40 cmで、12月-4月に穂状花序を伸ばし鐘形の小花を咲かせます。属名の「Lachenalia(ラシュナリア)」はスイス人植物学者「Werner de Lachenal(ヴェルナー・ド・ラシュナル)」氏への献名です。種小名の「namaquensis(ナマクエンシス)」とは自生地の「Namaqualand(ナマクアランド)」に拠ります。同属には、ラシュナリア・ナマクエンシス(学名:Lachenalia namaquensis)や、ラシュナリア・マテウシー(学名:Lachenalia mathewsii) があります。