花名に「農産物」ニンニクカズラとニンニク
花名に「農産物」
ニンニクカズラとニンニク
上:ニンニク臭がすることから命名された、植物のニンニクカズラ。 下:ネーミングの元となる、農産物のニンニク(大蒜)
ニンニクカズラ(大蒜葛、学名:Mansoa alloacea)とは、熱帯アメリカ原産で、ノウゼンカズラ科ニンニクカズラ属の非耐寒性常緑蔓性小低木です。
蔓の長さは2m~4mになります。葉は光沢がはある緑色で長さ8 cmの三出複葉で、小葉形は卵形或いは長楕円形をしており、対生に付きます。
5月~10月(現地では周年)に葉腋から散房花序を伸ばし、ラッパ状で先端が5裂する小花を数個~十数個まとめて手毬状に咲かせます。
花径は5~7 cmで、小花長は3.5 cmほどです。花色は、開花時には青紫色をしていますが、時間の経過とともに白へと退色するので、
濃淡のある花が咲いているように見えます。
花後に蒴果が成ります。繁殖は挿し木で行います。用途は、庭木で、蔓性を活かしパーゴラやアーチ仕立にします。
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花名に「農産物」ニンニクカズラとニンニク かぎけん花図鑑 花日記2024年9月28日(土)