花名に「鳥」サギソウ(鷺草)と白鷺城
花名に「鳥」が付く「サギソウ」、白鷺城も
サギソウ(鷺草、学名:Pecteilis radiata)とは、日本、朝鮮半島、台湾原産で、ラン科サギソウ属の多年草です。別名で、サギラン、英名で、White Egret Flower、 Fringed Orchid、 Sagisoとも呼ばれます。日本では、本州、四国、九州の低地湿地に自生します。
茎丈は20〜40cmです。葉は根生葉で線形、互生して付きます。
7〜9月に、根生葉の間から花茎を出し茎頂に、花径3cm、花長3cmの白鷺が飛んでるような花を1~3輪咲かせます。スズメ蛾による虫媒花です。、
花と花姿が美しいので人気の山野草です。
白鷺 鳥・草・城
白鷺と言う美しい鳥名がきっかけで、花名や、城名に使われています。まさに鷺が飛び立たんとしている姿を、花ではサギソウ(鷺草)に、城では姫路城の別名として白鷺城と付けました。
左:鳥の白鷺(大鷺、phot by 藤田明希)、中:花の鷺草、右:城の白鷺城
サギソウの構造
花言葉と詳しい説明は本文をご参照ください。
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