スギCryptomeria japonica ポスト 万葉集でよまれた草木,花粉症の原因物質花名スギ学名Cryptomeria japonica別名杉, 日本杉原産地日本開花場所低山, 墓地・寺院, 特定の地域開花期2月, 3月, 4月花言葉スギの葉の花言葉は「あなたのために生きる」「君のために生きる」 スギとは2月15日の誕生花スギ(学名:Cryptomeria japonica)は、日本固有種でヒノキ科の常緑針葉高木です。本州の東北地方以西〜四国、九州、屋久島の、湿気のある山地の沢沿いに自生します。 樹形はスレンダーで真っ直ぐに天を目指して伸びます。樹高は20〜50 mで、幹の直径は2〜 16 mです。樹皮は褐色で、葉は緑色で針状です。花は雌雄異花で、1つ株に雄蕊だけの雄花と、雌蕊だけの雌花を咲かせます。植林も盛んで吉野をはじめ日本各地で多数行なわれています。日本書紀に、スギはクスノキと同様、舟材に使うようにとの記載があります。ちなみに、ヒノキは宮殿に、マキは棺にとのことです。スギの葉の花言葉は「あなたのために生きる」「君のために生きる」です。 杉の用途 樹木は直線的で使いやすく、強度があり、加工がしやすいので木材としての価値が高い。葉は線香の材となり、樹皮は神社などの屋根に使用されます。神社仏閣には多数の杉が植えられ、中には注連縄をされて神木として崇められるものもあります。長寿の木として知られ、屋久杉や大王杉は2000年以上生きています。 杉は花粉症の一因 風媒花なので、成長した杉の花粉が遠くへ飛ばされ広域で花粉症の一大原因となっています。かって、スギは地上部が高く伸びる割に根が深部まで張らないため土砂崩れに対する耐力が少なく、地震や、台風、大雨で倒壊すると言われていましたが、最近の研究では根は深部にまで伸張し、引き抜き力や風によるせん断への抵抗力もあるとされます。 万葉集 第10巻 1814番歌、作者:柿本人麻呂 原文 古 人之殖兼 杉枝 霞霏 春者来良之 よみ 古(いにしへの) 人之(の)植(うゑ)兼(けむ) 杉(すぎ)が枝(え)に 霞(かすみ)たなびく 春者(は)来(きぬ)らし ↓ いにしへの 人の植えけむ 杉が枝に 霞たなびく 春は来ぬらし 意味 昔 人が植えた 杉の枝に 霞がたなびいている 春は来てるらしい。 一般名:スギ(杉)、 学名:Cryptomeria japonica、 分類名:植物界裸子植物マツ綱(球果植物綱)マツ目(球果植物目)ヒノキ科スギ属スギ種、 原産地:日本、分布:本州の東北地方以西〜四国、九州、屋久島、生活環境:湿気のある山地、 樹高:20〜50 m、 直径:2〜 16 m、寿命:屋久島の縄文杉は2000年〜7200年、大王杉は樹齢3000年(平均は500年程)、樹皮:褐色、葉:針状、雌雄同雌雄同株、雌雄異花、雄花花序:穂状花序、雄花形:楕円形、雄花色:黄色、雄花の咲く場所:前年小枝の葉腋、雄花長:0.5~0.8 cm、 雌花形:球状、雌花色:緑色、雌花の咲く場所:前年小枝の先端に1個ずつ下向きに咲く、雌花長:0.5 cm、開花期:2月〜4月、 受粉:風媒花、用途:鴨居や廻り子などの造作、芳香、杉樽、備考:花粉症の一因。スギヒラ茸。目マツ科ヒノキ属スギ種スギ花のタイプ放射相称花花序単頂花序花冠花びら無し葉形針形葉縁全縁生活型常緑針葉高木花の色緑 黄葉の色緑実の色緑高さ2000.0 ~ 5000.0 cm花径0.5 ~ 0.8 cm ランダムな花ヤエベニシダレザクラシナモンムッサエンダ・フィリピカ・クイーン・シリキットカタクリジュウニヒトエマルバウツギ