クサボケ

Chaenomeles japonica

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  • 花名
    クサボケ
  • 学名
    Chaenomeles japonica
  • 別名Japanese quince, シドミ, 草木瓜, flowering-quince
  • 原産地日本
  • 開花場所庭, 鉢花
  • 開花期4月, 5月
  • 花言葉「一目ぼれ」

クサボケとは

2月2日, 2月17日の誕生花

クサボケ(草木瓜、学名:Chaenomeles japonica)とは、バラ科ボケ属の落葉低木「ボケ」の内、日本原産のボケを言います。クサボケは日本の本州~九州の日当たりのよい山地や野原に自生します。
樹高は30-50cmで、株は基部から分枝し、横に広がって草状に立ち上がります。樹皮は暗茶褐色です。枝には棘が有ります。葉は長さ5~15cmの倒卵形で葉縁に鋸歯があり、互生して付きます。雌雄同株です。4月~5月に、花茎を出し葉腋から散房花序を伸ばして花径2.5~4cmの花を3~5個咲かせます。花色には、朱赤や稀に白があります。7月~8月に直径3cmの芳香のするナシ状球形果が成り黄熟しますが果肉は木化して硬いので生食しません。用途は、盆栽や、庭木に、果実は果実酒や鎮痛剤に、生薬名はワモッカ(和木瓜)と呼ばれます。名前にクサと付きますが草ではなく低木です。クサボケ(C. japonica)は、カラボケ(Chaenomeles speciosa)より全体的に小振りです。


花名の由来


カラボケは果実が瓜に似ていることから中国名で「木になる瓜」から「木瓜」と命名され、その後日本語に変換されて「モッケ→ボケ」とされ、クサボケはカラボケに似て草のように樹高が低いことから命名されました。
属名の「Chaenomeles」は ギリシャ語の 「chaino(開ける)」 +「 melon(リンゴ)」の複豪語で「裂けたリンゴ」となり、熟した果実に裂け目が出来ることに拠ります。種小名の「 japonica」は、ギリシャ語で「日本の」を表し、クサボケの原産国であることに拠ります。


花言葉


「一目ぼれ」


カラボケとボケ


中国産のボケは、カラボケ(唐木瓜、真木瓜、学名:Chaenomeles speciosa)と呼ばれ、日本へは平安時代に渡来しました。樹高2mほどにもなります。一般に、中国のカラボケ(C. speciosa)を日本で長年品種改良したものを、ボケ(木瓜)と呼び様々な品種が作出されています。

一般名:クサボケ(草木瓜)、学名:Chaenomeles japonica、別名:ボケ(木瓜)、シドミ、シナシ、ノボケ、コボケ 、flowering-quince , Japanese-quince、Maule's quince 、分類名:植物界被子植物真正双子葉類バラ目バラ科ボケ属クサボケ種、原産地:日本、生息分布:本州~九州、生活環境:の日当たりのよい山地や野原、生活型:落葉低木、樹高:30-50cm、樹皮:暗茶褐色、株:直立、枝:棘有、葉柄:0.3-1cm、托葉あり、葉長:5~15cm、葉形:倒卵形で鈍天、葉縁:鋸歯、葉序:互生、雌雄同株、開花期:4月~5月、花序形:散房花序、花径:2.5~4cm、花色:朱赤・白、花弁数:5枚、雄蕊数:多数卯、花柱:5、結実期:10月、果実形:ナシ状果、果実径:3cm、果実長:10cm、果実色:黄熟、用途:盆栽、庭木、果実は果実酒「クサボケ酒」や鎮痛剤、生薬名はワモッカ(和木瓜)。


■関連ページ
クサボケ(草木瓜、学名:Chaenomeles japonica)
富山20 >クサボケ(草木瓜、Chaenomeles japonica)かぎけん花図鑑 花日記2024年5月26日(日)


  • バラ
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  • ボケ
  • クサボケ
  • 花のタイプ
    放射相称花
  • 花序
    散房花序
  • 花冠
    5弁形
  • 葉形
    倒披針形
  • 葉縁
    鋸歯状
  • 生活型落葉低木
  • 花の色橙 白
  • 葉の色
  • 実の色
  • 高さ30.0 ~ 50.0 cm
  • 花径2.5 ~ 4.0 cm

ランダムな花