ニンジンDaucus carota l. ポスト 花名ニンジン学名Daucus carota l.別名Carrot, 胡羅葡, 人参, キャロット, コラウ原産地アフガニスタン開花場所畑開花期5月, 6月, 7月 ニンジンとはニンジン(人参 、学名:Daucus carota L.)とは、アフガニスタン原産で、セリ科ニンジン属の越年草です。 英名で Carrot(キャロット)、別名で 胡羅葡(コラウ)と呼ばれます。 花茎の先に複散形花序を伸ばし小さな白い五弁花を集合させて咲かせます。 葉は基部で根生し、小葉はレース状に羽状細裂します。 主根は根菜類の緑黄色野菜となり食用とされます。 根は橙色で長楕円形をしており、上部から下部にかけて細くなります。 カロチンやビタミンA・B・C、鉄、カルシウムなどを多く含む栄養価の高い野菜ですが、独特のニンジン臭と味で好き嫌いが分かれます。 しかし、最近出回っている西洋人参は癖が無く好まれています。 品種には3種類あります。 西洋系ニンジンは、「向陽2号」や「五寸ニンジン」を代表とする、太くて短く 明るい橙色をして、味は甘味が強く癖が少ないニンジンです。いわゆる、 一般的に出回っている「ニンジン」のことです。 東洋系ニンジンは、「金時ニンジン」を代表とする、濃橙色で細長いニンジンで、 煮崩れしないので煮物に適しています。別名で「京ニンジン」とも呼ばれます。 島ニンジンは沖縄産で黄色で細長く味が淡白なニンジンで、生食もできます。 他に、ミニキャロットと呼ばれる小型種があり、ニンジン臭が弱く、肉質が柔らかく、生食ができるので、付け合せに使われます。 高価な薬草で有名な高麗人参(コウライニンジン)は、名前にニンジンと付きますが、別科(ウコギ属)の植物です。 似た花 レースフラワー(Lace flower、学名:Ammi majus)、ニンジン(人参 、学名:Daucus carota L.)、セリ(芹、学名:Oenanthe javanica )は白い似た花を咲かせます。また、ドクゼリ(毒芹、学名:Cicuta virosa)も似ていますが、ドクゼリ以外には毒は有りません。 ニンジンの害獣 哺乳類ー根はイノシシ(猪 、学名:Sus scrofa leucomystax)や、サル(猿、学名:Macaca fuscata)、子タヌキ(狸、学名:Nyctereutes procyonoides viverrius)、ノウサギに、葉はシカに食べられる。 左:イノシシ(猪) 、中央:サル(猿)、右:子タヌキ(狸) 一般名:ニンジン(人参) 、 学名:Daucus carota L. 、 別名:Carrot(キャロット)、胡羅葡(コラウ)、 分類名:植物界被子植物真正双子葉類セリ目セリ科ニンジン属ニンジン種、 原産地:アフガニスタン、 環境:ヒマラヤ山麓、 草丈:60~100cm、生活型:2年草、根生葉:羽状複葉深裂3回 茎葉:羽状深裂3回/羽状複葉 葉柄:長い 葉身長:10~30cm、花序形:(複)散系花序、花期:5月~7月、花色:白、花冠:五弁花、小花径:0.2~0.3cm、花弁:5、雄蕊:5、子房下位、果実型:2分果、果実長:0.3cm、果実形:長楕円形で棘有、収穫期:一年中、旬:9月~12月、根色:橙・紅・黄、根形:長円錐形、根長:10~20cm、根太さ:2~5cm ■関連ページ ニンジン(人参 、学名:Daucus carota L.)目セリ科セリ属ニンジン種ニンジン花のタイプ放射相称花花序複集散花序花冠5弁形葉形三角形葉縁生活型越年草、野菜花の色白葉の色緑実の色高さ60.0 ~ 100.0 cm花径0.2 ~ 0.3 cm ランダムな花椿 三浦乙女中国春蘭 蓮瓣蘭 '桃花惜春'梅 甲州最小フゲンゾウカナダツガ 'ペンデュラ'ネオレゲリア・ファイアーボール