フゲンゾウ
Prunus lannesiana ‘alborosea’
桜シリーズ31.普賢象, ほ乳類名
- 花名フゲンゾウ
- 学名Prunus lannesiana ‘alborosea’
- 別名Fugenzo cherry, Fugenzo, ヤエザクラ, サクラ, 八重桜, 普賢象
- 原産地日本の園芸品種
- 開花場所植物園, 公園, 園芸品種, 街路、植栽
- 開花期4月, 5月
- 花言葉「機知に富んだ教育」
フゲンゾウとは
4月11日の誕生花
フゲンゾウ(普賢象、学名:Prunus lannesiana ‘Alborosea')は、日本の園芸品種で、バラ科サクラ属の落葉広葉低高木です。樹形は傘型をしています。オオシマザクラ系サトザクラ(里桜)の八重咲き品種です。花は八重で内側が白、外側がピンクですが、咲き進むと内側のピンクが白に変わり木全体が白っぽく見えます。若葉は錆色で開花と同時に展葉し、その後緑化し、秋に紅葉します。
八重桜の代表品種の一つ
一重で薄桃色のソメイヨシノ(染井吉野、学名: Cerasus ×yedoensis)が咲き終わった後に、淡紅色で八重咲きの大輪花を咲かせます。濃桃色の花を咲かせるカンザン(関山)と共に八重桜を代表する桜です。花弁が多いだけでなく花数も多く束生するので重みで枝が垂れ下がります。似た桜に、イチヨウ(一葉)があります。
フゲンゾウという花名の由来
白い花弁の中央にある2本の雌蕊が葉に変化しその先端が曲がっているのが、普賢菩薩が乗る象の鼻(或いは牙)に似ている、とされることが花名の由来です。但し、全ての花弁の雌蕊が葉に変わっているわけではありません。
一般名:八重桜 フゲンゾウ(普賢象)、学名:Prunus lannesiana ‘Alborosea’、Cerasus Sato-zakura Group ‘Albo-rosea’ 、Cerasus serrulata var. lannesiana、 Prunus lannesiana cv. Albo-rosea(プルヌス)、別名:Fugenzo cherry、分類名:植物界被子植物真正双子葉類バラ類バラ目バラ科サクラ属サクラ亜属オオシマザクラ系サトザクラ・グループ、原産地:日本の園芸品種、生活型:落葉広葉低高木、樹高:5~10m、樹皮:水平方向の被目、葉色:さび色→緑→赤(秋)、葉形:先のとがった卵形/楕円形、葉序:互生、鋸歯:有、雌雄同株、花のタイプ:放射相称花、花冠(corolla)型:離弁花冠、花冠形:八重(バラ形花冠)、花序:散房花序(cluster, corymb)、開花期:4月下旬から5月上旬、花色:内側:白、外側:淡紅色→白、花柄:長い、雌蕊数:2、雄蕊数:20~40本、花弁(petal)数:28~40数、萼片(sepal)数:5(基部は筒状に繋がっている)、花柄:長い、花径:4~5cm、果実型:核果。