ヒオウギIris domestica ポスト 万葉集でよまれた草木,一日花,雑貨,鳥名花名ヒオウギ学名Iris domestica別名カラスオウギ, 烏扇, Leopard flower, 檜扇原産地東アジア開花場所野原・畦道, 庭, 切り花・生け花, 海岸開花期7月, 8月花言葉誠意 ヒオウギとは「ヒオウギ(檜扇)」という名前がつくものには、形状が桧扇(桧で出来た木製の扇)に似ていることに拠りどころとなっています。 代表的な例では、「ヒオウギ(檜扇、学名:Iris domestica)」や「ヒメヒオウギ(姫檜扇)」、「ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)」、「ヒオウギアヤメ(檜扇文目、学名:Iris setosa)」、動物では「ヒオウギガイ(緋扇貝、Mimachlamys nobilis 」などがあります。ここではその内の、「ヒオウギ(檜扇、学名:Iris domestica)」に着目し手ご紹介します。 ヒオウギ(檜扇、学名:Iris domestica)は、東アジア原産で、アヤメ科アヤメ属の耐寒性多年草です。花名は、葉が根元から伸びて広がる形が、桧で出来た木製の扇に似ていることに因ります。直立した花茎は分枝して、茎頂に数個の朱色の一日花を付けます。夏に咲く橙色の六弁花には多数の暗紅点が散在します。花色と斑点から、英名では、’Leopard flower’と呼ばれます。花言葉は「誠意」。花後に成る緑色の果実は秋に熟して割れて中から黒い種子が現れ「射干玉(ヌバタマ)」と呼ばれます。樹木は庭木に、枝は生け花に、根茎部は消炎、解毒効果のある漢方薬とされます。 万葉集と草木 万葉集では、「射干玉(ヌバタマ)」は黒や夜にかかる枕詞とされます。 万葉集 第10巻 2076番歌 作者:不詳 題詞:七夕 登場する草木:ヒオウギの黒い果実「ヌバタマ」 原文 天漢 瀬乎早鴨 烏珠之 夜者開尓乍 不合牽牛 読み 天(の)漢(川) 瀬乎(を)早(み)鴨(かも) 烏珠(ぬばたま)之(の) 夜者(は)開(へ)尓(に)乍(つつ) 不合(遭はぬ)牽牛(彦星) ↓ 天の川 瀬を早みかも ぬばたまの(枕詞) 夜は更けにつつ 逢はぬ彦星 意味 天の川 川瀬の流れが早くて渡れないのか (枕詞) 夜は更けてゆくのに 織姫に逢えない彦星であった。 一般名:ヒオウギ(檜扇) 、学名:Iris domestica、別名:カラスオウギ(烏扇)、Leopard flower、分類名:植物界被子植物単子葉類キジカクシ目アヤメ科アヤメ属ヒオウギ種、原産地:東アジア、分布:本州~四国、九州の日本、開花期:7月~8月、花色:橙色、種子色:黒、種子径:0.5 cm。目キジカクシ科アヤメ属アヤメ種ヒオウギ花のタイプ放射相称花花序単頂花序花冠あやめ形葉形剣形葉縁全縁生活型耐寒性多年草花の色橙葉の色緑実の色高さ60.0 ~ 100.0 cm花径5.0 ~ 6.0 cm ランダムな花キンキマメザクラ額紫陽花 'ブルーレイコ'ハカマオニゲシレプトテス・ビカラーバラ 'ロザリー・ラ モリエール'ルリマツリ