コウシンバラ

Rosa chinensis

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  • 花名
    コウシンバラ
  • 学名
    Rosa chinensis
  • 別名庚申薔薇, China rose, ロサ・キネンシス, 長春花, 月季花
  • 原産地中国
  • 開花場所
  • 開花期5月, 6月, 7月, 8月, 9月, 10月, 11月
  • 花言葉「幸福」

コウシンバラとは

コウシンバラ(庚申薔薇、学名:Rosa chinensis)とは、中国四川省原産で、バラ科バラ属の四季咲きの常緑低木です。別名で、China rose、ゲッキカ(月季花)、チョウシュンカ(長春花)とも呼ばれます。日本へは平安時代に観賞用として渡来しました。
樹高は100 - 200 cmです。葉は緑色の奇数羽状複葉で鋸歯があり互生します。
5月~11月に、花茎を伸ばし花径5~7 cmの紅紫色を咲かせます。葯色は黄色です。
野生の原種は一重咲きですが、マーケットで出回っている園芸品種は濃桃色の八重咲きもあります。
花に芳香があり、枝先に一輪ずつ花を咲かせます。


紀貫之と庚申薔薇


コウシンバラ紀貫之
左:中国原産で四季咲きの庚申薔薇は、平安時代に日本に伝来しました。 右:生まれて初めてバラ(庚申薔薇、そうび)をみた紀貫之さんが歌を詠む。

コウシンバラを生まれて初めて見た紀貫之さんが、古今和歌集で、詠んだ歌

「古今和歌集」 さうび 紀貫之
原歌
 「我はけさ うひにぞ見つる 花の色を あだなる物と いふべかりけり」
現代語訳 
 「私は今朝 初めて見た (庚申薔薇の)花の色を 美しく儚いものと 言うべきでしょうね」
注記
歌の中に、「さ うひ」とあり、「そうび」が隠れています。「そうび」とは、薔薇の古語です。
この時代にあった薔薇は、中国からの四季咲き「庚申薔薇」でした。


花名の由来


「庚申(かのえさる)」とは、2ケ月(60日)に1度と巡って来る日と同様、庚申薔薇が1年に何度も咲くことから付けられました。


花言葉


「幸福」

一般名:コウシンバラ(庚申薔薇)、
学名:Rosa hirtula(ロサ・キネンシス)、
aka:チョウシュンカ(長春花)、ゲッキカ(月季花)、China rose、
原産地:中国四川省、
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱バラ目バラ科バラ属、
生活型:常緑低木、
樹高:100 - 200 cm、
葉色:緑、葉序:奇数羽状複葉、葉序:互生、葉縁:鋸歯、
開花期:5月~11月、花径:5~7 cm、花色:紅紫色、桃色、赤、白、花序:単生、萼片数:5、葯色:黄、
果実型:偽果、果実色:赤、
用途:庭植え、鉢植え、漢方薬ー婦人病など。

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  • コウシンバラ
  • 花のタイプ
    放射相称花
  • 花序
    単頂花序
  • 花冠
    バラ形
  • 葉形
    奇数羽状複葉
  • 葉縁
    鋸歯状
  • 生活型四季咲きの常緑低木
  • 花の色
  • 葉の色
  • 実の色
  • 高さ100.0 ~ 200.0 cm
  • 花径5.0 ~ 7.0 cm

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