コナラQuercus serrata ポスト 万葉集でよまれた草木, 季節-春花名コナラ学名Quercus serrata別名ホウソ, 小楢原産地東アジア開花場所低山開花期4月, 5月花言葉「独立」、「勇気」 コナラとはコナラ(小楢、学名:Quercus serrata)は、東アジア原産で、ブナ科の落葉性広葉高木です。雑木林の代表種として知られます。樹皮は濃灰色で、縦に裂けるので、表面がセーターのガーター編み目に似ています。スギ(杉)が地上部に比べ根を浅く伸ばすのに対し、本種は反対に根が太く地下に深く伸張します。特に主根がしっかり発達するので、台風や大雨でも倒壊する危険性が少ないです。葉は、緑色ですが、秋に黄葉または紅葉し、枯れて茶色のまま冬を越し、春に落葉します。春に、雄花が薄緑色の小さな房状に垂れ下がり開花します。雌花は黄褐色で小さく目立ちませんが上向きに固まって開花します。秋に帽子(殻斗)で覆われた果実(どんぐり)が成ります。どんぐりは最初は緑色で丸い形状をしていますが、成熟すると細長く伸びて茶褐色になり、最終的に落下します。木材は公園樹や、薪炭、シイタケの原木として利用され、ドングリはアク抜き後に粉にして食料になります。万葉集で詠われています。 万葉集とコナラ 万葉集 第14巻 3424番歌 作者:不明 【原文】 之母都家野 美可母乃夜麻能 許奈良能須 麻具波思兒呂波 多賀家可母多牟 【読み】 之母都家(下つ毛)野(の) 美可母(みかも)の夜麻(山)の 許奈良(小楢)の須(す) 麻具波思(まぐはし)兒呂(子ろ)波(は) 多賀(誰が)家(笥)か母多牟(持たむ) 【意味】 下つ毛のみかもの山の 小楢(こなら)のように 美しいあの娘は 誰に嫁ぐのだろう(誰に食器を持参するのだろう)。 一般名:コナラ(小楢)、学名:Quercus serrata、別名:ホウソ、分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱ブナ目ブナ科コナラ属、原産地:東アジア、分布地:沖縄を除く北海道〜九州の日本全土、朝鮮、中国、環境:雑木林、生活型:落葉性広葉高木、樹高:20〜25 m、樹径:20〜25 cm、樹皮色:灰色、葉身長:5〜15 cm、葉幅:5 cm、葉形:倒卵形、葉縁:大きく尖る鋸歯、葉色:緑(表)、薄緑(裏)で秋に黄色や朱色に紅葉、葉序:互生、葉柄:長い(1 cm)、葉身基部形:円形、雌雄同株・雌雄異花、雄花色:黄褐色、雌花色:茶褐色、雄花序長:8 cm、開花期:4月〜5月、果実型:堅果、結実期:秋、果実長:2 cm、果実形:細長い楕円形、殻斗:鱗状で浅い。目ブナ科ブナ属コナラ種コナラ花のタイプ花序尾状花序花冠花びら無し葉形倒卵形葉縁鋸歯状生活型落葉性広葉高木花の色茶 黄葉の色緑実の色茶高さ2000.0 ~ 2500.0 cm花径0.5 ~ 1.0 cm ランダムな花マツモトセンノウスズメノチャヒキギンバイソウハツシマカンアオイツニア・アルバチューリップ 'フォルモーザ’