オキナグサPulsatilla cernua ポスト 万葉集でよまれた草木, 季節-春花名オキナグサ学名Pulsatilla cernua別名翁草, Pulsatilla cernua, ネッコグサ, okinagusa, 根っこ草, ネコグサ原産地日本、朝鮮半島、中国開花場所野原・畦道, 低山, 鉢花開花期4月, 5月花言葉「清純な心」、「背徳の恋」 オキナグサとは2月5日の誕生花オキナグサ(翁草、学名: Pulsatilla cernua )は、日本、朝鮮半島、中国原産で、キンポウゲ科オキナグサ属の多年草です。日本では本州~四国、九州の山地の草原に自生します。花茎や葉など全体が白毛で覆われています。春に、茎先先端に暗紅色の花を1輪咲かせます。花(実際には、萼)は、開花時には下向きに咲き、咲き進むにつれて、徐々に上を向きます。花名は全草や種子に白毛があることを老人(翁)の白頭に見做して付けられました。キンポウゲ科の例にもれず、強い毒性(プロトアネモニンという刺激性精油成分)を含みます。その反面、民間薬として用いられます。 属名の「Pulsatilla」はラテン語で「Pulso(打つ)という意味、種小名の「cernua」は花姿の「前屈みの」から来ています。絶滅危惧Ⅱ類です。 花言葉は「清純な心」や、「背徳の恋」などがあります。万葉集で詠われています。 万葉集の巻と作者 葉集巻14の3508 作者未詳 万葉名:ねっこぐさ(根都古具佐)=オキナグサ(翁草) 【原文】 芝付乃 御宇良佐伎奈流 根都古具佐 安比見受安良婆 安礼古非米夜母 【読み】 芝付(しばつき)の 御宇良崎(みうらさき)なる 根都古草(ねつこ草) 逢ひ見(あいみ)ずあらば 我(あ)れ戀ひめやも 【意味】 芝付の三浦崎(三浦半島)に生えている ねっこ草(寝つ娘)草(オキナグサ) あの娘に逢うことがなかったなら、私は恋焦がれることもなかったのに 芝付の三浦崎とは「三浦半島」のこと。ねっこ草とはオキナグサのことですが、寝つ娘(一緒に寝た娘)を指すようです。 別種に、セイヨウオキナグサ(西洋翁草、 学名:Pulsatilla vulgaris)があります。 一般名:オキナグサ(翁草)、学名: Pulsatilla cernua、又名:プルサティラ、ネッコグサ(根っこ草、万葉名)、ネコグサ、分類名:植物界被子植物真正双子葉類キンポウゲ目キンポウゲ科オキナグサ属オキナグサ種、原産地:日本、朝鮮半島、中国、根生葉:2回羽状複葉、長い葉柄、小葉は深裂、茎葉:3枚の輪生、無柄、生活型:多年草、花茎高:10~40 cm、開花期:4月~5月、花色:暗赤紫色、花径:3cm、果実型:痩果 、注記:絶滅危惧Ⅱ類。目キンポウゲ科キンポウゲ属オキナグサ種オキナグサ花のタイプ放射相称花花序散房花序花冠仮面状花冠葉形掌形葉縁生活型多年草花の色赤葉の色緑実の色白高さ10.0 ~ 40.0 cm花径3.0 ~ 4.0 cm ランダムな花マツモトセンノウスズメノチャヒキギンバイソウハツシマカンアオイツニア・アルバチューリップ 'フォルモーザ’