スイートアリッサム
食用花・エディブルフラワー
- 花名スイートアリッサム
- 学名Lobularia maritima
- 別名ニワナズナ, 庭薺, Alyssum, Sweet Alyssum, アリッサム
- 原産地地中海沿岸
- 開花場所庭, 鉢花
- 開花期1月, 2月, 3月, 4月, 5月, 10月, 11月, 12月
- 花言葉「優美」
スイートアリッサムとは
スイートアリッサムと黄花アリッサムは別属
スイートアリッサム(Sweet Alyssum、学名:Lobularia maritima)とは、地中海沿岸原産でアブラナ科ロブラリア属(ニワナズナ属)の這性半耐寒性多年草、
高温多湿に弱いので日本では一年草扱いとされます。近年では、高温多湿に強い園芸品種の多年草タイプ(Lobularia hybrida)のものもあります。
別名で、単に、アリッサム(Alyssum)、ニワナズナ(庭薺)、ニオイナズナ(匂薺) 、ロブラリア(Lobularia)、とも呼ばれます。
温暖な場所を好みます。
草丈は10~15 cmです。
葉は緑色の披針形で、葉縁は全縁です。
10月~翌5月に総状花序を伸ばし白や、赤、ピンク、紫色の芳香のある小さな花を群生して咲かせます。花序径は2~3 cmで、花序を構成する1つ1つの花は0.2~0.5 cm程です。
花は4弁花のように見える合弁花です。
無数の小さな花が集まって地面を覆い、まるで絨毯を敷き詰めたように見えるので、グランドカバーや、寄せ植えのバイプレーヤーとして重宝されます。
花の感じが、背丈が低い時のイベリス(Iberis)と似ています。
花名の由来
和名の「ニワナズナ(庭薺)」や「ニオイナズナ(匂薺)」とは、花が春の七草のナズナに似ていることに拠ります。
「スイートアリッサム(Sweet Alyssum)」とう花名は、花に甘い香りが有ることに拠ります。
黄花アリッサム
アリッサムには、黄花アリッサムとも呼ばれるアリッサム・サクサティレ(Aurinia saxatile)がありこちらも「アリッサム」と呼ばれますが、
アリッサム属(イワナズナ属)なので別属の植物です。アリッサム・サクサティレは、花色が黄色いのが特徴です。
食用花・エディブルフラワー
花は食用花・エディブルフラワーとして使うことができます。花に甘い芳香があり小さくて可愛らしいので前菜や、デザートなどに飾られます。
他に食用となる花は、食用花・エディブルフラワー をご参照ください。
花言葉
花言葉は「優美」
一般名:スイートアリッサム (Alyssum) 、
学名:Lobularia maritima(ロブラリア) 、
別名:アリッサム(Alyssum)、ニワナズナ(庭薺)、ニオイナズナ(匂薺) 、ロブラリア(Lobularia)、
分類名:植物界被子植物門真正双子葉類アブラナ目アブラナ科ロブラリア属、
原産地:地中海沿岸、生活環境:温暖な地域、
生活型:這性半耐寒性多年草、日本では一年草扱い
草丈:10~15 cm、
葉形:披針形、葉縁:全縁、
開花期:10月~翌5月、花序形:総状花序、花色:白や、赤、ピンク、紫、花序径:2~3 cm、小花径:0.2~0.5 cm、花弁数:4枚のように見える合弁花、芳香:有、
果実型:角果、
用途:花壇・寄せ植え・グランドカバー・鉢植え、食用花・エディブルフラワー。
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