エンレイソウTrillium smallii ポスト スプリング・エフェメラル花名エンレイソウ学名Trillium smallii別名延齢草, Wake robin, Enreisou原産地日本~樺太開花場所野原・畦道, 湿地, 低山開花期4月, 5月, 6月花言葉叡智 エンレイソウとは5月22日, 7月24日の誕生花エンレイソウ(延齢草、学名:Trillium smallii)は、日本~樺太原産で、シュロソウ科エンレイソウ属の多年草です。成長が遅い植物で、開花まで10年程かかります。 この植物の特徴は、茎先端から直接出る大きな3枚の輪生葉で、葉は丸味を帯びた菱形をしています。春から初夏に、花茎の付け根から短い花柄が伸びて、花弁のように見える赤紫色の3枚の萼片と、6本の雄蕊、先が3裂した1本の雌蕊を持つ1個の小花を横向きに咲かせます。花に花弁は無く、花弁のような萼片があるだけです。花後に成る球形の果実が、緑色のものはアオミノエンレイソウ、黒紫色のものはクロミノエンレイソウと呼ばれます。果実は食べられます。根茎に有毒成分サポニンが含まれますが、中国では古くから漢方薬の「延齢草根」という胃腸薬の材料とされます。 また、萼色が緑色のものは、トイシノエンレイソウ(学名:Trillium smallii f. album)と呼ばれます。 花言葉は「叡智」。山奥で10年かけて1輪の薬草(毒草でもある)をひっそりと咲かせる花に相応しいかもしれません。 同属に、白い大きな3弁花を咲かせるオオバナノエンレイソウ(大花延齢草、学名:Trillium camschatcense)があります。 一般名:エンレイソウ(延齢草)、学名:Trillium smallii、シノニム:Trillium apetalon、別名:アオミノエンレイソウ(青実の延齢草)、クロミノエンレイソウ黒実の延齢草)、Wake robin、分類名:植物界被子植物単子葉類ユリ目シュロソウ科(メランチウム科)エンレイソウ属、原産地:日本、樺太、生息分布:サハリン、北海道・本州・四国・九州の日本、環境:低地や山地の林内の湿地、生活型:多年草、茎丈:20〜50cm、葉序:輪生、葉数:3枚、葉色:緑、葉形:丸味のある菱形、葉径:10〜20cm、葉柄:無し、花弁:無し、開花期:4月~6月、萼数:3、花色(実際には萼色):赤紫・緑、萼径:2cm、花の出る場所:葉腋、果実型:液果、果実色:緑、黒、用途:漢方薬。目ユリ科シュロソウ属エンレイソウ種エンレイソウ花のタイプ放射相称花花序頭状花序花冠花びら無し葉形菱形葉縁全縁生活型多年草花の色 茶 紫葉の色緑実の色緑高さ20.0 ~ 50.0 cm花径1.0 ~ 2.0 cm ランダムな花ウツボグサシロアミメグサシトロンナリヒラダケサクラジマダイコンシマオオタニワタリ