カシワバアジサイ
- 花名カシワバアジサイ
- 学名Hydrangea quercifolia
- 別名Oak-leaved Hydrangea, 柏葉紫陽花, オークリーブドハイドランジア, Snow Flake, Snow Queen, Harmony
- 原産地北米
- 開花場所庭, 切り花・生け花, 植物園, 公園, 鉢花
- 開花期5月, 6月, 7月
- 花言葉「元気な女性」「魅力ある人」「美」
カシワバアジサイとは
カシワバアジサイ(柏葉紫陽花、学名:Hydrangea quercifolia)は、アジサイ科アジサイ属の耐寒性落葉低木「アジサイ(紫陽花)」の大型品種です。北米原産で、装飾花の白い花穂がピラミッド状(長円錐状)をしているのが特徴です。英名では、葉の形から「Oak-leaved Hydrangea(オークリーブドハイドランジア)」とも呼ばれます。
樹高は100〜200 cmです。葉は長さ10~25 cmの卵形で、先端が5浅裂した掌状をしており鋸歯があり対生して枝に付きます。開花時の葉は緑色ですが、秋に美しく紅葉します。
6月〜7月に、花茎先端から伸びる円錐花序は長さ15~30 cmあり、白い装飾花と両性花(無いものもある)を密に付けます。花には一重先と、八重先があります。
花名の由来
属名の「Hydrangea」は、「Hydor(水)」+「angeion(容器)」の複合語で、「水の容器」と言う意味です。種小名の「quercifolia」は、ラテン語の「querci(ヨーロッパナラ=ヨーロッパオーク)」+「folia (フォリウム(folium、葉)の複数形)」の複合語で「オークリーフ(ヨーロッパナラのような葉)」という意味です。
ブッドレア(Buddleja)=フサフジウツギ(房藤空木)と似ている花穂は、比較するとよりボリュームがあり、一つ一つの小花がアジサイ形をしており、葉の形がカシワ(柏)の葉に似ていることから命名されました。
柏葉紫陽花とブッドレアの違い
カシワバアジサイ(柏葉紫陽花、学名:Hydrangea quercifolia)とブッドレア(Buddleja)は花の感じが似ています。違いを見てみましょう。
左がカシワバアジサイ(Hydrangea quercifolia)、右が無理やり立たせたブッドレア(Buddleja)
カシワバは葉が名前通り柏形、花は五弁花、花色は白がメインです。ブッドレアは葉が卵状長楕円形、高盃形、花色は豊富です。
花言葉
「元気な女性」「魅力ある人」「美」
カシワバアジサイの品種
#「スノークイーン(Snow Queen)」ー一重咲き品種で装飾花が白色
#「スノーフレーク (Snow Flake)」ー八重咲き品種で装飾花が白色
#「ハーモニー(Harmony)」ー装飾花だけから成る
一般名:カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)、学名:Hydrangea quercifolia、英名:Oak-leaved Hydrangea(オークリーブド ハイドランジア)、品種:白花一重咲きのスノークイーン(Snow Queen)、白花八重咲のSnow Flake(スノーフレーク)、装飾花だけからなるハーモニー(Harmony)、分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱ミズキ目アジサイ科アジサイ属カシワバアジサイ種 、原産地:北米、生活型:耐寒性落葉低木、樹高:100〜200 cm、葉形:卵形で5浅裂した掌状、葉身長:10~25 cm、葉縁:鋸歯有、葉序:対生、開花期:6月〜7月、花序高:15~30 cm、花序:円錐花序、小花:装飾花と両性花(無いものもある)、花色:白、花の咲き方:一重・八重、用途:鉢植え、庭植。
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