キカラスウリ
一日花,夜咲く花,鳥名
- 花名キカラスウリ
- 学名Trichosanthes kirilowii var. japonica
- 別名黄烏瓜, マサキノカズラ
- 原産地日本、中国
- 開花場所野原・畦道
- 開花期6月, 7月, 8月, 9月
キカラスウリとは
キカラスウリ(黄烏瓜、学名:Trichosanthes kirilowii var. japonica)とは、日本固有種で、ウリ科の蔓性多年草です。
夏から初秋の夕方から朝方に、特徴のある白花を咲かせ、秋に黄色い実をつけます。
雌雄異株で、花茎から総状花序を伸ばし、高杯形花冠の花筒先端が3~5深裂した各花弁の先端からレース状の細い紐が多数出ます。果実や塊根が生薬とされます。カラスウリ(烏瓜、学名:Trichosanthes cucumeroides)と似ていますが、両者の違いは以下の通りです。
①キカラスウリの実は黄色で多少大きく、カラスウリの実は赤くキカラスウリよりも小さい。
②キカラスウリの葉は丸みを帯びて滑らかですが、カラスウリの葉は朝顔の葉に似てシャープで表面に毛があります。
③いずれの花も夜から朝方まで咲きますが、開花時間の長さが異なり、キカラスウリの花は朝方まだ咲いていますが、カラスウリの花は萎んでいます。
一般名:キカラスウリ(黄烏瓜)、学名:Trichosanthes kirilowii var. japonica、別名:マサキノカズラ(柾真正葛、真拆蔓)、分類名:植物界被子植物真正双子葉類ウリ目ウリ科カラスウリ属、原産地:日本、蔓長さ:300cm、葉形:心形、葉縁:欠刻、葉身:15cm、雌雄異株、花序形:総状花序、花筒長:3cm、花冠径:5~10cm、花冠形:高杯形の花筒先端を3~5深裂し花弁先端が糸レース状に細裂して伸びる。開花期:6月から9月、花色:白→薄黄(時間とともに変色)、雄蕊数:3、果実色:黄、果実長:7-8cm、種子形:扁平な楕円形、果肉:可食、種子色:黒、種子長:1-1.2cm、成実期:12月、用途:生薬-塊根はカロコン(括楼根)、種子は括楼仁(カロウニン)。