コムラサキ
- 花名コムラサキ
- 学名Callicarpa dichotoma
- 別名コシキブ, 小紫, 小式部, Purple Beautyberry, Early Amethyst
- 原産地日本、台湾、ベトナム、中国
- 開花場所庭, 鉢花
- 開花期6月, 7月, 8月
- 花言葉「気品」「知性」「聡明」
コムラサキとは
今(2024年10月14日)、修善寺に来ています。宿の庭のコムラサキが赤紫色に色づいています。
コムラサキ(小紫、学名:Callicarpa dichotoma)とは、日本、朝鮮半島、中国原産で、シソ科ムラサキシキブ属の落葉低木です。別名でコシキブ(小式部)、英名ではPurple Beautyberryや 、Early Amethysと呼ばれます。
樹高は200~300cmです。緑色の葉は上半分に鋸歯が見られ、葉は枝に対生に付きます。6月-8月に花径0.5cmの薄紫色の花を多数付けます。
秋に垂れた枝に紫色の小球形の果実を多数付けます。幹に近いところから枝先に向かって色付く果実は、鳥が好物とします。
◆コムラサキとムラサキシキブ
左:果実が固まってつくコムラサキ、右:果実は疎らに付くムラサキシキブ
コムラサキは果実が固まって付きますが、ムラサキシキブは比較的疎らに付きます。
◆葉柄と花柄の付く位置:
ムラサキシキブは近接していますが、コムラサキは少し離れて出ます。
左 コムラサキ、右 ムラサキシキブ
◆葉の鋸歯: ムラサキシキブは葉縁全部にありますが、コムラサキには上半分にしかありません。
◆樹高: ムラサキシキブの方が高い(3~4m)、コムラサキの方が低い(2~3m)です。
◆枝垂れ: ムラサキシキブは枝垂れませんが、コムラサキは枝垂れます。
◆分布: ムラサキシキブは山野の林に自生し、コムラサキは家庭の庭先に植栽されています。
左 コムラサキ、右 ムラサキシキブ
コムラサキの白色品種に、シロシキブ(白式部)があります。
一方、ムラサキシキブの白色品種に、シロシキブ(白式部、学名:Callicarpa japonica f. albibacca ) があります。
花名の由来
属名の「Callicarpa」はラテン語の「callos(美しい)」+ 「carpos(果実)」の複合語で「美しい果実」、種小名の 「dichotoma」はラテン語で「二叉になった」と言う意味です。
花言葉
「気品」「知性」「聡明」
一般名:コムラサキ(小紫)、学名:Callicarpa dichotoma、別名:コシキブ(小式部)、英名:Purple Beautyberry 、Early Amethyst、分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱シソ目クマツヅラ科ムラサキシキブ属、原産地:日本、台湾、ベトナム、中国、樹高:200~300cm、葉色:緑色、葉縁:上半分に鋸歯、葉序:対生、開花期:6月-8月、花色:薄紫、花径:0.5cm、結実期:9月-12月、果実径:0.35cm、果実色:紫、用途:庭園、庭植、鉢植え。
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小紫と紫式部の紫色の実 かぎけん花図鑑 花日記2024年10月14日(月、祭日)