ツルラン

Calanthe triplicata

ナツエビネ(夏えびね),自生ラン,鳥名,甲殻類

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  • 花名
    ツルラン
  • 学名
    Calanthe triplicata
  • 別名夏エビネ, 鶴蘭, Calanthe furcata
  • 原産地日本、中国
  • 開花場所沖縄, 鉢花
  • 開花期7月, 8月, 9月, 10月
  • 花言葉静寂

ツルランとは

花名の一部に鳥名が付く花の1つです。→特集 鳥名が付く花一覧

ツルラン(鶴蘭、学名:Calanthe triplicata)とは、沖縄や奄美に自生するラン科エビネ属の常緑多年草です。
夏に咲くエビネなので、オナガエビネ等とともに、夏エビネとも呼ばれます。広葉樹林下の林床に地生して群生して咲くラン(蘭)です。
草丈は50〜80cmで、偽球茎は球状をしています。
根出葉は緑色で、長さ30〜60cmの長楕円形で葉縁は全縁のものを、3〜6枚出します。茎葉は鱗片状で茎を抱きます。葉裏には毛があります。
7月〜10月に、根出葉の間から花茎を出し先端から総状花序を伸ばし、花弁長さ3~4cmの白~薄黄色のラン形花冠の花を30輪ほど付けます。
各唇弁は3裂し、中央裂片がさらに2分裂し、平開して、大文字形に見えます。2.5cm程の距もあります。花の基部に、赤または黄色い隆起があります。
環境の劣化で減少しており、環境省の絶滅危惧II類(VU)に指定されています。


花名の由来


花名はラン科の花であり、大文字形を鶴が飛翔する姿、赤い突起部をタンチョウヅル(丹頂鶴)の頭頂と見做したことに拠ります。


丹頂鶴


花言葉


「静寂」


一般名:ツルラン(鶴蘭)、
学名:Calanthe triplicata、シノニム:Calanthe furcata、
別名:夏エビネ、白鶴蘭(中国語),
分類名:植物界被子植物単子葉類キジカクシ目ラン科エビネ属、
生息分布:日本では奄美大島、徳之島、沖縄、屋久島、宮崎県、東南アジア、豪州、環境:広葉樹林下の林床に地生、
生活型:常緑多年草、
草丈:50〜80cm、偽球茎形:球状、
葉:根出葉、葉色:緑、葉長:30〜60cm、葉形:長楕円形、葉数:3〜6枚、葉縁:全縁、茎葉:鱗片状で茎を抱く、
開花期:7月〜10月、花の出る場所:葉腋、花序形:総状花序、花色:白~薄黄、花弁長:3~4cm、唇弁は3裂し中央裂片はさらに2分裂、花の基部に黄色か赤の隆起、距長:2.5cm、
備考:環境省絶滅危惧II類(VU)。

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特集 鳥名が付く花一覧
ツルラン(鶴蘭、学名:Calanthe triplicata)かぎけん花図鑑 花日記2024年9月2日(月)


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  • 花のタイプ
    左右相称花
  • 花序
    総状花序
  • 花冠
    ラン形
  • 葉形
    長楕円形
  • 葉縁
    全縁
  • 生活型常緑多年性着生蘭
  • 花の色
  • 葉の色
  • 実の色
  • 高さ50.0 ~ 80.0 cm
  • 花径3.0 ~ 4.0 cm

ランダムな花