ニオイバンマツリ
花色変化
- 花名ニオイバンマツリ
- 学名Brunfelsia latifolia
- 別名バンマツリ, 匂蕃茉莉, ブルンフェルシア・アウストラリス, yesterday-today-and-tomorrow, Brunfelsia, ブルンフェルシア, Brunfelsia australis, イエスタデー・トゥデイ・トゥモロー
- 原産地ブラジルやパラグアイ、アルゼンチンなどの熱帯アメリカ
- 開花場所庭, 鉢花
- 開花期4月, 5月, 6月, 7月, 8月
- 花言葉「幸運」「夢の名」「浮気な人」「熱心」
ニオイバンマツリとは
ニオイバンマツリ(匂蕃茉莉、学名:Brunfelsia latifolia、シノニムス:Brunfelsia australis)は、ブラジルやパラグアイ、アルゼンチンなどの熱帯アメリカ原産で、ナス科ブルンフェルシア属の半耐寒性常緑低木です。単に、バンマツリ(蕃茉莉)とも呼ばれますが、学名のブルンフェルシア(Brunfelsia)、ブルンフェルシア・ラティフォリア、ブルンフェルシア・アウストラリス(シノニム)、で呼ばれることもあります。英名では、Yesterday-Today-and-Tomorrow(イエスタデー・トゥデイ・トゥモロー)と呼ばれますが他にも同様に呼ばれる花もあります。
草丈は30〜350 cmです。葉は緑色で革質で光沢あり、長さ4〜12 cmの長楕円形、葉縁は全縁です。4月〜7月に、花茎から単頂花序を伸ばし、花径3〜4 cm、漏斗状で先端が5裂する花を咲かせます。
青紫花と白花の2色の花が混合して一本の木に咲いているように見えますが、最初に青紫色の花が咲き、その後1日〜2日経つと白色に変色するので2色に見えます。白くなった花は、その後、落花します。花には香りがあり、特に夜に強くなります。残念ながら、全草に神経毒があります。
仲間の花
ブルンフェルシア・パウキフロラ 'エクシミア'(学名:Brunfelsia pauciflora 'Eximia')
オオバンマツリ(大蕃茉莉)の園芸品種で、花色は紫色→淡青色→白色へ変色するので同時に3色の花が咲いているように見える。
ニオイバンマツリ(匂蕃茉莉、学名:Brunfelsia latifolia)-花色は青→白で2色の花が咲いているように見える
ブルンフェルシア・デンシフロラ(Brunfelsia densiflora)ー黄色花品種
似た花
花に芳香があるという点で、ニオイバンマツリ(匂蕃茉莉、学名:Brunfelsia latifolia)は、ジャスミン(Jasmine)と似ていますが、ジャスミンはモクセイ科なので全く別科の花です。
花名の由来
属名の「Brunfelsia」は、ドイツの神学者・植物学者の「オットー・ブルンフェルス(Otto Brunfels)」博士への献名です。種小名「latifolia)」は「lati(広い)」+「folia(葉)」の複合語で「広い葉」を意味します。
「匂蕃茉莉」と言う和名は、「茉莉」(ジャスミン、学名:Jasmimum sambac)の「匂い」に似ており、明治末に「蕃」(外国)から到来したことに拠ります。
花言葉
「幸運」「夢の名」「浮気な人」「熱心」
一般名:ニオイバンマツリ(匂蕃茉莉)、学名:Brunfelsia latifolia、シノニムス:Brunfelsia australis、別名:ブルンフェルシア・ラティフォリア、ブルンフェルシア・アウストラリス、バンマツリ(蕃茉莉)、ブルンフェルシア(Brunfelsia)、Yesterday-Today-and-Tomorrow(イエスタデー・トゥデイ・トゥモロー)、分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱ナス目ナス科ブルンフェルシア属、原産地:ブラジルやパラグアイ、アルゼンチンなどの熱帯アメリカ、草丈:30〜350 cm、葉色:緑色、葉質:革質で光沢あり、葉長:4〜12 cm、葉形:長楕円形、葉縁:全縁、開花期:4月〜7月、花径:3〜4 cm、花色:青紫色→白に変化、芳香:夜に強い、果実径:1cm、果実色:緑色、注記:全草に神経毒あり。
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