ハナミズキ
紅葉,バージニア州の州花
- 花名ハナミズキ
- 学名Cornus florida
- 別名アメリカヤマボウシ, Flowering dogwood, 花水木, アメリカ山法師, フラワリング・ドッグウッド
- 原産地北米
- 開花場所庭, 公園, 街路、植栽
- 開花期4月, 5月
- 花言葉「私の思いを受け取ってください」「感謝」「返礼」
ハナミズキとは
3月18日の誕生花、ハナミズキ(花水木、学名:Cornus florida)
ハナミズキ(花水木、学名:Cornus florida)とは、北米東部原産で、ミズキ科ミズキ属の耐寒性落葉小高木です。
別名で、アメリカヤマボウシ(アメリカ山法師)、英名では Flowering dogwood(フラワリング・ドッグウッド)と呼ばれます。
バージニア州の州花です。
樹高は5~10 mです。枝は横に広がります。
若葉は緑色で光沢があり、楕円形~卵形で、葉脈は明瞭で、葉縁は全縁です。葉は、秋に赤く紅葉します。
4月~ 5月の展葉前に、枝先から複集散花序枝を伸ばし、直径8~10 cmの白い4弁花(総苞片)を平に上向きに咲かせます。
総苞片には、赤や、薄黄色、橙色などがあります。
本当の花は、花中央部にある直径0.5cm程の黄緑色の塊でよく見ると4弁花です。苞片の先端で凹んでいる部分は種子のように見えます。
秋に、長楕円形の赤い果実が成ります。
日本がアメリカにサクラ(桜)の苗木を贈った返礼でアメリカから贈られました。
樹木は、庭木や公園樹、街路樹に使われ、樹皮は頭痛薬に、花は発汗薬に、根は解熱剤などに使われます。
2001年に米中枢同時テロが発生したときに一青窈氏が制作カバーした「ハナミズキ」という曲もあります。
ヤマボウシとハナミズキの違い
ハナミズキ(花水木、学名:Cornus florida)、ヤマボウシ(山法師、学名:Cornus kousa)は、同属なのでよく似ています。
左:ハナミズキ(花水木、Cornus florida)、右:ヤマボウシ(山法師、学名:Cornus kousa)
ハナミズキは日本が桜を送ったお礼に、アメリカが日本に返礼としてくれたものなので、花言葉は「返礼」とされました。ヤマボウシはハナミズキと似ていることから、ハナミズキの花言葉に近づけて「友情」と名付けられました。
ハナミズキ
ハナミズキは、アメリカ原産で4~5月に花弁(総苞)先端が丸い花を咲かせます。葉は花が咲いた後に出るので花が目立ちます。果実は食べません。
ヤマボウシ
ヤマボウシは日本原産で5月~6月に花弁の尖った花を咲かせます。花より先に葉が出るので花と葉が同居します。果実は食用となります。花名は比叡山延暦寺の「山法師」が由来ですが、中央の薄黄色の花を僧侶の頭、花弁のような総苞を白い頭巾に見立ててなぞらえたとされます。
花言葉
「私の思いを受け取ってください」「感謝」「返礼」
一般名:ハナミズキ(花水木)、
学名:Cornus florida、
別名:アメリカヤマボウシ(アメリカ山法師)、Flowering dogwood(フラワリング・ドッグウッド)、
分類名:植物界被子植物真正双子葉類ミズキ目ミズキ科ミズキ属ハナミズキ種、
原産地:北米東部原産の園芸種、
生活型:耐寒性落葉小高木、
樹高:5~10 m、樹皮色:灰黒色、
葉色:緑色→赤(秋)、楕円形~卵形葉形:卵形、葉縁:全縁、葉序:対生、
放射相称花、開花時期:4月~ 5月、花序形:複集散花序、花弁(実際には総苞)数:4枚、花色(実際は、総苞色):白・淡紅色・赤・薄黄・橙、本来の花色:黄緑、花径(総苞径):8~10 cm、本来の花径:0.5 cm、
結実期:10月、果実色:赤、果実形:長楕円形、種子色:淡褐色、
用途:庭木、公園樹、街路樹、薬用。
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「3月18日の誕生花、ハナミズキ(花水木、学名:Cornus florida)」かぎけん花図鑑 花日記2025年3月18日(火)、
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