リュウキンカ
Caltha palustris var. nipponica
花名に「宝石」
- 花名リュウキンカ
- 学名Caltha palustris var. nipponica
- 別名立金花
- 原産地北半球の温帯地域
- 開花場所湿地, 川・池
- 開花期4月, 5月, 6月, 7月
- 花言葉「必ず来る幸福」
リュウキンカとは
リュウキンカ(立金花、学名:Caltha palustris var. nipponica)とは、北半球の温帯地域原産で、キンポウゲ科リュウキンカ属の多年草です。
早春~夏に、本州~九州の湿原や小川で、花のような黄色い萼片を5、6枚付けます。
葉は腎形で光沢のある緑色です。
花名の由来
属名の「Caltha」とは、ラテン語の「 kálathos (goblet、杯)」を意味し、花の形に拠ります。
種小名の 「palustris」とは、ラテン語の「of the marsh(沼地の)」という意味で生息地を示します。
変種名の 「enkoso」とは、日本語の「エンコウ(猿候)ソウ(草)」で、「猿候」は手長猿を指します。
リュウキンカとエンコウソウの違い
リュウキンカ(立金花、学名:Caltha palustris var. nipponica)も、
エンコウソウ(猿猴草、学名:Caltha palustris var. enkoso)も、
カルタ・パルストリス( Yellow marsh marigold、学名:Caltha palustris)の変種です。
両者の違いは、
リュウキンカ(立金花、var. nipponica)は茎が直立します。
一方、猿猴草は直立せず地面を這い茎先が斜上します。茎の節から根を出したり、花茎を伸ばして黄色い花(実際は萼片)を咲かせます。
花名の由来
和名の「エンコウソウ(猿猴草)」とは、地表を這う長い地上茎が、猿の手足のように広がることに拠ります。
エンコウソウ(猿猴草、学名:Caltha palustris var. enkoso)
花名の由来は、茎が直立し、花が黄金色であることに拠ります。
仲間には、葉が黒いカラスバヒメリュウキンカ(烏葉姫立金花)や、小型のヒメリュウキンカもあります。また、同時期にミズバショウ(水芭蕉)が咲きます。
花言葉は「必ず来る幸福」です。
一般名:リュウキンカ(立金花)、
学名:Caltha palustris var. nipponica 、
分類名:植物界被子植物真正双子葉植物綱キンポウゲ目キンポウゲ科リュウキンカ属、
生息地:本州~九州の日本、環境:湿原や小川、
草丈:20~25 cm、茎:中空、
葉色:光沢のある緑、葉形:腎円形、葉幅:5 cm、葉長:5 cm、葉縁:鈍い鋸歯、
開花期:4月~7月、花色:黄、花径:3 cm、花弁数:0枚(花に見えるのは萼片)、萼片数:5~6枚、
果実:袋果、果実長:1cm、果実色:黄色地に赤、
用途:観賞用。
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