コウジCitrus leiocarpa ポスト 花名コウジ学名Citrus leiocarpa別名柑子, 柑子蜜柑, コウジミカン, kōji原産地日本開花場所果樹園開花期5月, 6月 コウジとはコウジ(柑子、学名:Citrus leiocarpa)は、日本原産でミカン科ミカン属の常緑小高木・柑橘類です。古代から栽培されています。ミカン(蜜柑、学名:Citrus unshiu)が出来てからは人気が蜜柑に移り、主に山陰地方~北陸地方で栽培されているだけになりました。果実は楕円形でミカンよりやや小さく鮮やかな橙色をしており、皮は薄く味は酸味がやや強い。コミカンとして正月飾りの葉付きミカンとしても利用されます。 橘か柑子か 古代史の「日本書紀」や「古事記」に記載された垂仁(すいにん)天皇が田道間守(たじまもり)を常世国(とこよのくに)に遣わし求めさせた非時香菓(ときじくのかくのみ)を「橘」とするとされますが、この橘も現在のタチバナではなく「コウジミカン(コミカン)」とする見方が古くからあります。出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) また、「柑子は橘の変種」ともいわれ、橘は古代ミカン類の総称ともされます。 そこで、万葉集では橘)を詠んだ歌が72首もあるので、下記の一首を「柑子」ないしは「橘と柑子」とみなしてのせました。 万葉集と橘(あるいは柑子) 万葉集第11巻2750番歌 第11巻 2750番歌 作者:不詳 題詞:(寄物陳思) 登場する草木:阿倍橘乃=柑子 原文 吾妹子 不相久 馬下乃 阿倍橘乃 蘿生左右 読 我(わぎ)妹子(もこ)に 逢はず久しも うましもの 安倍橘(あへたちばな、柑子)の 苔(こけ)生(む)すまでに 意味 妻に 会わなくなって久しい 上等な 柑子蜜柑の木に 苔が生えてしまうほどに。 花名の由来 属名の「Citrus」はラテン語で「シトロンの木」という意味で、種小名の「leiocarpa」はラテン語の「leios(滑らかな)」+「karpon(果実)」の複合語です。 一般名:コウジ(柑子)、学名:Citrus leiocarpa、別名:コウジミカン(柑子蜜柑)、ウスカワミカン(薄皮蜜柑)、kōji、分類名:植物界被子植物綱双子葉植物綱ムクロジ目ミカン科ミカン属コウジ種、原産地:日本、樹高: 5~6m、葉色:濃緑色、葉形:楕円形、花色:白、開花期:5月〜6月、花冠形:5弁花、花径:1.5~2 cm、果実形:楕円形、果皮色:鮮橙色、結実期:冬(11月~1月)、用途:薬用。目ムクロジ科ミカン属ミカン種コウジ花のタイプ放射相称花花序単頂花序花冠5弁形葉形卵形葉縁鋸歯状生活型常緑小高木の柑橘類花の色白葉の色緑実の色橙高さ400.0 ~ 500.0 cm花径1.5 ~ 2.0 cm ランダムな花カンザキジャノメギクコウホネハナモモ・テルテシロディクソニア・アンタルクティカ梅 故郷錦ティフォノドルム・リンドレイアヌム